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わかったつもりになってない? 「信用スコア」元年、日本の実態とは

Sponsored By 株式会社J.Score

わかったつもりになってない? 「信用スコア」元年、日本の実態とは
Photo: ライフハッカー[日本版]編集部

「信用スコア」という言葉、以前より目にすることが多くなってきていませんか?

信用スコアとは個人の信用力を数値化したもので、昨年大手通信キャリアや通信アプリ企業の参入がニュースになるなど盛り上がりを見せています。

我々の身近にも、本格的な「信用スコア」社会の到来が迫りつつある今、あらためて日本と海外の状況を正しく理解しておきましょう。

「信用スコア大国」中国では

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Image: ESB Professional/Shutterstock

信用スコアはアメリカで以前からその活用が進んでいますが、特にここ最近中国での活用シーンの豊富さには目を見張るものがあります。例えば、高スコアの人は車のレンタルや不動産の賃貸、高額医療などで通常必要とされる前金が不要になることも。

中国では、2020年までに政府主導で年齢、学歴、現在の職業に加え、公共料金の支払い記録や決済状況、公共の場での振る舞いを信用スコアに反映する「社会信用システム」を構築しようとしています。

こうした状況を見て、信用スコアの浸透を「監視社会の到来」と捉える人もいますが、それは間違い。すでに日本でも信用スコアサービスが始まっていることをご存知でしょうか。

みずほ銀行とソフトバンクが共同で設立した日本の信用スコアの先駆者「J.Score(ジェイスコア)」が展開している「AIスコア」は、中国での活用とは大きく異なっているようです。

実際に確認してみましょう。

個人を特定する情報なく、信用スコアが判明

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Image: J.Score

ということで、今年35歳の筆者がAIスコアを算出してみました。

スマホでJ.Scoreのサイトにアクセスし、「AIスコア診断」をクリック。早速チャット形式で始まり、年齢、最終学歴などの18問程度の質問に答えます。

ここで特徴的なのは、個人を特定する情報の入力は不要であるということ。名前もニックネームでよく、住所や電話番号といった情報は入力する必要ないので安心。また、入力する情報は信用機関に残ることもないそうです。

わずか2分程度でスコアが判明しました。

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Image: J.Score

私の信用スコアは「703/1000」。

しかし、ここで終わりではありません。AIスコアの真骨頂は、任意で回答できるさらに詳しい質問に答えることで、スコアアップの可能性があるということです。

この詳しい質問には「スコアアップ」から回答できます。「生活」「性格」「ファイナンス」「ウォレット」「プロフィール」といった項目があり、語学力や資格、自己磨きの有無、お金の使い方や価値観、人生経験、性格など、多種多彩な観点からの質問に回答します。

その質問数、なんと約150問。答えたくない質問はスキップできるようですが、早速、質問に答えてみました。

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Image: J.Score

結果は「757/1000」。

スキルやお金に対する価値観、性格などが考慮され、スコアアップして757になりました。

AIスコアは入力した情報をもとにAIが分析しスコアを算出するのですが、入力した情報が多ければ多いほど分析の精度が向上し、スコアアップの可能性があるようです。

他にも「情報連携」の項目から、ソフトバンクの携帯電話ユーザーやみずほ銀行に口座を持っている人、もしくはヤフーとの取引があれば、情報連携に同意することでスコアアップの可能性があります。みずほ銀行やソフトバンクの携帯電話を利用している人には、かなりオススメです。

そして、J.ScoreのAIスコアが中国の信用スコアともっとも違う点が、自分の行動によってスコアを変えられる「ハビットチェンジ」という機能(アプリ版限定)。毎日の運動習慣、継続的な学習習慣、規則正しい睡眠習慣、お金の習慣といった項目があり、これら良い行動を習慣化し継続することでスコアに反映されるんです。

つまり、年齢、学歴、性格といった「過去」や「現在」の情報から一方的にスコアが決まるのではなく、これからの自分の行動、「未来の情報」でスコアが変動するという機能なのです。自分の行動次第で能動的にスコアを変えていくことができるのは、画期的ではないでしょうか。

そして、この算出したAIスコアを活用したサービスもすでに始まっています。その1つが「AIスコア・リワード」。AIスコアをベースにランクが決まり、ランクに応じてさまざまな企業の特典(リワード)を受けることができるサービスです。他にも個人向け融資サービス「AIスコア・レンディング」もあり、こうした信用スコアを活用したサービスが今後も広がっていくのではないでしょうか。

これからの「信用スコア」時代に備えて

J.ScoreのAIスコアは、個人を特定しない情報をもとに自分の信用スコアを確認することができるので、気軽に始めることができます。また中国の信用スコアとの違いも分かったのではないでしょうか。

日本では新卒一括採用や終身雇用が崩壊したいま、肩書きだけで個人の信用力を判断することは難しくなっています。J.Scoreの存在が、個人個人の信用力が正しく判断される社会を後押ししてくれるとしたら、ライフハッカー読者にとっても歓迎すべき未来です。真面目に生活している人がより報われる社会につながるよう、AIスコアが貢献してくれるとしたら喜ばしいことです。

だからこそ、それぞれの違いを知った上で「日本的な信用スコア」としてJ.ScoreのAIスコアを、今からぜひ試しておくべきです。


Photo: ライフハッカー[日本版]編集部

Image: J.Score(ジェイスコア)

Source: J.Score(ジェイスコア)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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