山本一慶「小暮(橋本真一)は何回捕まるんだよ!(笑)」舞台『メサイア -黎明乃刻-』対談【第二回】

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――対して山本さんは、2丁拳銃でのアクションが印象的ですよね。

山本 この2丁拳銃の物語も、どういう風に着地するのか(笑)。「雛森って、なんで2丁拳銃なの?」って結構言われるんですよ。

――実際のところ、山本さんがアイディアを出されたわけではなく?

山本 それが、たまたま2丁拳銃になったんですよ(笑)。雛森が初登場した時のアクションシーンで、舞台の前面に出てきたところで両手に銃を取って“バン、バン”っていうものがあったんですけど、それが観客の皆さんには印象的だったみたいで。

アクション指導の六本木さんも「あれ、評判よかったんだよね」って言ってくださって、それから「これから雛森は2丁拳銃で行こう!」っていう風になったんだと思います。

橋本 六本木さんの中でも、雛森の姿にしっくりきたんだろうね。

山本 で、その後は周りの大人たちからも、2丁拳銃の圧がかかり(笑)。ビジュアル撮影でも、気付けば2丁持つようになっていて……。でも、2丁拳銃って意外と厄介なんですよ。アクションをした後の芝居で、両手が塞がったままなのってすごく緊張感があるんです。

橋本 何かアクシデントがあったときに、使える手がないと対応できないもんね。

山本 前作『黄昏の荒野』での、園とのシーンで特にそう思ったんです。園と会話しながらも両手に銃を持っていて、「この後、もし何か動きがあることに展開したら、俺は何もできない」って。扱いに慣れてはきましたけど、今でも独特な難しさがあります。ただ2丁拳銃でのアクションも、次回はどう生かされていくのか期待してほしいです。
■お知らせ■【第三回目】の記事ではふたりのプライベートまで直撃! お楽しみに♪

スタイリスト:越中春貴(atelier RIM) 
ヘアメイク:工藤聡美
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