本物 VS 偽物 (50cm短距離走)
こんばんは。
スペースの関係で短い実験線でできる比較試験をしていきます。1.5Vと3.0Vで50センチの距離を何秒で走るかを計測します。
写真の黄色いテープ間が50cmです。トレーラー車の連結はしないで動力車単行で行います。
なぜ 1.5V と 3.0V の電圧で測定する事になったかと言いますと…
1.5V 以下 だと電圧が低くて不安定な走行になるため
3.0V 以上 だと短い実験線では速すぎて、ストップウォッチ片手に電源操作もしなくてはいけないので、車止め突破の危険性が高く測定が困難なためです。
各電圧 5回 計測して、そのうち数値の近い3つの平均値を算出しました。
【1.5V 試験結果】
自作ギヤ … 平均 8.96 秒 / 50cm
MPギヤ … 平均 8.83 秒 / 50cm
【3.0V 試験結果】
自作ギヤ … 平均 3.56 秒 / 50cm
MPギヤ … 平均 3.19 秒 / 50cm
若干の差ですが、MPギヤの方が速度が高いという結果になりました。限られた短い距離での測定なので、この差がどうなのか分かりませんが見た感じの速度差は感じられませんでした。
この電圧(速度)になってくると、MPとニセモノで明らかに変わってくるものがあります。それは、走行音です!
MPギヤは誰もが認める走行性能と静寂性の高さで定評がありますのでコメントは割愛いたします。自作ニセMPは1.5V位まではそれほど感じませんが、3.0V近くにもなると「ギヤ音」が大きくなり「天然の吊り掛けサウンド」を奏でてくれます(笑)
MPは「精密金属ギヤに密閉型ギヤボックス」、自作品は「遊びの大きなプラギヤにオープンギヤボックス」 この差が大きいのでしょう。
音については言葉で表現するのは難しいので、近いうちに比較用の動画をアップしたいと思っています。