俳優の山崎賢人(24)が19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で主演映画「キングダム」(佐藤信介監督)初日舞台あいさつを行った。
原泰久さんの人気漫画が原作。紀元前3世紀の古代中国・春秋戦国時代末期を舞台に、天下の大将軍を目指す戦災孤児の主人公・信と、後に秦の始皇帝となる若き王を中心に描く歴史エンターテインメント大作。共演の吉沢亮(25)、長澤まさみ(31)、橋本環奈(20)、本郷奏多(28)、大沢たかお(51)らも顔をそろえた。
観客席から登壇した山崎は「『良かった』と言ってくださって、すごくうれしい。安心しました」と安堵(あんど)の笑顔。映画のテーマにちなんで自身の夢を問われると、役と同じ「天下の大将軍」と書かれたボードを掲げて「信をやれて本当に幸せ。このまま信を生き続けたくて、天下の大将軍になるまでやりたい」と強い思い入れを吐露。「俳優としても高みにいきたい思いも込めた」と話した。
山崎と4度目の共演となった吉沢は「同世代トップの役者の本気を見せつけられた」と山崎の熱演を絶賛。自身の夢も演じた役と同じ「中華の唯一王」と書き込み「理由は賢人くんと全く同じです」と意気込んだ。
本郷と橋本と大沢の3人はいずれも夢に「続編」と記載。原作ファンの橋本は「まだまだいい話がたくさんある」と猛アピールした。