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【グラニュース】

米本、累積覚悟で猛タックル 平成最後の東海ダービー

2019年4月20日 紙面から

小林(右)のボールを奪いにいく米本=トヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 名古屋グランパスは20日、磐田戦(豊田ス)に挑む。出場停止となるイエローカード4枚にリーチがかかっているMF米本拓司(28)は、累積覚悟の猛タックル宣言。相手のチャンスの芽をことごとくつぶして3試合ぶり白星を手にする。チームは19日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 恐れる者は何も手に入れられない。あと1枚もらうと、1試合出られなくなるから勝負どころで1歩引く。米本にそんな考えはみじんもない。イエローカード累積3枚であろうが熱く、激しく、磐田の攻撃をことごとくつぶす。

 「出場停止になったとしても、誰かが出ればいい話です。それが、チーム一丸となって戦うということだと思います。枚数は気にしていません」。シミッチと組む『中盤の狩人タッグ』が機能しているからこそ、首位争いを繰り広げられている。

 守備の重要性は順位が物語っている。7節終了時点で首位・広島は3失点で、2位・FC東京は5失点、3位・大分も5失点。4位・グランパスは6失点。上位チームは得点ではなく、失点が順位に反映している。それが今季のJリーグなのだ。

 心強い代役が控えている。小林、伊藤、和泉もいるし、FW出場の続く長谷川だってボランチでピッチに立つ可能性はある。13選手が加入した今季のグランパス。選手層は厚い。

 

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