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超強力な土魔法使いの実力。土建チートで巨大建造物を造って世界を変えてしまっています。 作者:天野優志

第二章 「婚約破棄」から「奴隷」を経由して「幸せな結婚」へ至る道

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第29話 スラム街の土地改良をしてみた


買った部分の土地改良をしてみた。


《地下排水路整備》


買った土地の下に網の目の様に排水路をつくる。

20センチほどの菅を埋めて、水が流れるようにしたものだ。


菅の上部は小さな穴が無数にあいていて、そこから水が排水管にしみこむ仕組みだ。

集めた水は川に流し込む。


「だんだんと湿地の水がなくなっていきます」

「あ、確かに。何をしたんだ?」


排水管の仕組みを説明した。

そもそも、この時代には排水管の考え方自体ないので説明が大変だ。


「すごい物だな。土魔法というものは」

「ありがとうございます」


しばらく考えていた彼は、いきなり提案してきた。


「もしかして、再開発することもできるのか?」

「できますよ。どうしたいのか、決めてもらえれば」

「いくらかかる?」

「そうですね。土地を今買った倍いただければ」


お金をもらう交渉をしてもいいんだけど、土地をもらった方がいいかな、と。


「川の近くは駄目だ。そうだ。あいつらが不法占拠しているあたりならいいぞ」

「面倒くさいこと、押し付けようとしていません?」

「そ、そんなことない」

「あー、でも。その条件でいいですよ」

「やってくれるのか」


そんな話をしていると、スラム住民が『再開発反対』の板を持ってやってきた。


「お前ら、再開発しようとしている奴らだな」

「待って。あの人は違うわ。橋を架けてくれた人よ」

「おおっ。それはお礼を言わなければ」


スラム街の住人が8人くらいが寄ってきた。


「これは橋をかけてくれた御仁ですな。私はスラムの代表をしている者です」

「あ、代表者でしたか。それはちょうどよかった」

「まずは、橋をかけてくれたことにお礼を言いましょう。ありがとうございました」

「いえいえ。私の家の橋を架けただけですので」

「えっ、私の家?」


この土地を買ったこと。

そして、今、再開発の依頼を受けたことを説明した。


「なんだと。再開発だと!」


いきなり代表は怒り出してしまった。


「絶対認めん!絶対出て行かないからな」


参ったなぁ、やっぱり反対なんだ。


「あ、私はこの辺で。あとはおまかせしました」


あ、地主逃げた。

この人たち、説得しないといけないのか。

面倒くさいな。


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