今回は、ニッカウヰスキーのザ・ニッカ ノンエイジを飲んでみます。
4月からはそれに代わってノンエイジのザ・ニッカが発売されました。
非対称で個性的なボトルのデザインは継承され、ラベルには"Tailored"と表記され、その下には"Tailor-designed to perfection"(完璧に仕立てられた)と書かれています。
ここまで豪語するからには、相当な自信があるのでしょう。
使用している原酒については詳細には書かれていませんが、余市のピーテッドモルト、宮城峡のシェリー樽原酒、そしてカフェグレーンという組み合わせのようです。
グラスに注ぐと、液色は少し淡い琥珀色、香りは白ブドウのあとにバニラの甘い香りが続きます。
口に含むと、軽くアルコールからの刺激の後、白ブドウ、カカオ、ウエハース、バニラと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みは少なめで、酸味、ほのかにビターが続いた後、甘みが締める印象です。
ロックでは、ブドウの香りが更に引き立ち、バニラの甘い香りが追いかけてきます。加水が進むと、白檀やシナモンの芳しさが目立つようになります。
味わいは、軽く渋みを持ちつつも、後味はとても甘いです。
ハイボールにすると、ブドウの香りが口に広がり、あとからシナモンの香りがついてきます。
味わいは、フルーツの酸味のあとに軽く甘みが後に続く印象です。
12年ものとは使用する原酒の種類や構成を変えているのがよくわかり、別物のように感じられます。
香り全体の強さや幅は12年ものに軍配が上がりますが、ノンエイジではストレートでもアルコールの刺激、辛みを抑えて飲みやすくブレンドしているのがよくわかります。
仕立ての良いスーツのように、整然、調和のとれたブレンドという意味では、間違ってはいないように感じられます。
レギュラーボトルとして最上位のブレンデッドウイスキーとしては、及第点をあげられるレベルかと思います。
700mL、アルコール度数43度、価格は6000円ほどです。
<個人的評価>
仕立てられたウイスキー?
ザ・ニッカは、2015年に12年もの(限定として40年ものも併売)として発売されましたが、原酒不足に伴い、2019年3月で販売終了してしまいました。4月からはそれに代わってノンエイジのザ・ニッカが発売されました。
非対称で個性的なボトルのデザインは継承され、ラベルには"Tailored"と表記され、その下には"Tailor-designed to perfection"(完璧に仕立てられた)と書かれています。
ここまで豪語するからには、相当な自信があるのでしょう。
使用している原酒については詳細には書かれていませんが、余市のピーテッドモルト、宮城峡のシェリー樽原酒、そしてカフェグレーンという組み合わせのようです。
白ブドウの香りと甘い味わい
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は少し淡い琥珀色、香りは白ブドウのあとにバニラの甘い香りが続きます。
口に含むと、軽くアルコールからの刺激の後、白ブドウ、カカオ、ウエハース、バニラと続きます。
味わいは、アルコールからの辛みは少なめで、酸味、ほのかにビターが続いた後、甘みが締める印象です。
ロックでは、ブドウの香りが更に引き立ち、バニラの甘い香りが追いかけてきます。加水が進むと、白檀やシナモンの芳しさが目立つようになります。
味わいは、軽く渋みを持ちつつも、後味はとても甘いです。
ハイボールにすると、ブドウの香りが口に広がり、あとからシナモンの香りがついてきます。
味わいは、フルーツの酸味のあとに軽く甘みが後に続く印象です。
12年ものとは使用する原酒の種類や構成を変えているのがよくわかり、別物のように感じられます。
香り全体の強さや幅は12年ものに軍配が上がりますが、ノンエイジではストレートでもアルコールの刺激、辛みを抑えて飲みやすくブレンドしているのがよくわかります。
仕立ての良いスーツのように、整然、調和のとれたブレンドという意味では、間違ってはいないように感じられます。
レギュラーボトルとして最上位のブレンデッドウイスキーとしては、及第点をあげられるレベルかと思います。
700mL、アルコール度数43度、価格は6000円ほどです。
<個人的評価>
- 香り B: 白ブドウが主体。カカオ、ウエハース、バニラが続く。アルコールの刺激は12年ものより少ない。
- 味わい B: ストレートでのアルコールの辛さは抑えられている。酸味、ビターを帯びつつも、基本は甘みがメイン。
- 総評 B: 12年ものとは香りや味わいが別物だが、最上位のブレンデッドとしては合格。
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