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【ドラニュース】

さあ、ヤクルトと首位攻防戦 連勝で3年ぶり、与田竜一戦必勝

2019年4月19日 紙面から

練習を見る、与田監督(右)と伊東ヘッドコーチ=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

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 さあ、首位どりだ!現在2位タイの中日は18日、ナゴヤドームで全体練習を行い、翌日の19日から本拠地で行う首位・ヤクルトとの3連戦に備えた。ヤクルトに3連勝すれば、カード終了時に首位となるが、与田剛監督(53)は「まだそういうことを考える時期ではない」と自然体で臨む覚悟。何より一戦必勝の意識で挑み、結果としてツバメを抜いて3年ぶりのリーグ首位に立つ。

 好調・与田竜に、首位へ躍り出るチャンスが訪れた。19日から本拠地・ナゴヤドームで首位・ヤクルトとの3連戦。初戦から2連勝すれば首位に立ち、3連勝すればトップを維持できる。ただ与田監督は、あくまでも自然体で臨むと強調した。

 「確かに首位攻防ということになるが、まだそういうことを考える時期ではない。そういう意識を持って臨みたい」

 昨秋の就任時から「目指すのは優勝」と繰り返してきた。それでも、目指すのは当然ながら、この時期に一時的に首位になることではない。「僕らはシーズンが終わってみてからの順位が最終目標。毎試合毎試合、一喜一憂しないということは前にも話してきたこと」。シーズン終了時に頂点にいることが唯一無二の目標であり、現在は通過点の時期。もちろんいい順位につけることに越したことはないが、そこにこだわるものでもない。

 もっとも、何よりも勝ちへ対する執念を持っている指揮官でもある。これまでも「負けるよりは勝った方がいいに決まっている」と繰り返してきた。目の前の試合を一つ一つ、全力で勝ちにいくことが、常にやるべきこと。その積み重ねが、結果となって後からついてくるのだ。

 相手のヤクルトに関しては「非常に強い打線、投手力がある」と見ている。壮絶な打ち合いにもなった2週間前の神宮3連戦では1勝2敗だった。とはいえ、自分たちのチームも自信を持ってぶつかれる状態である。17日現在でチーム打率2割8分、チーム防御率3・21はともにリーグトップ。失策数の4もリーグ最少だ。個人でも平田、京田、高橋の3人が打率トップ10入りをし、大島の7盗塁、鈴木博の5セーブはリーグ1位。指揮官も「いい数字にウチのチーム、選手が並ぶのは気持ちがいい」と目を細めるほどだ。

 

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