福原 前半のキャラクターは、お話的にもかなり方向付けをしてくれたと思います。例えば、アルパカ・スリ役の藤井ゆきよさんは、自分の考えをしっかりと持ってる方で。僕らの方からは特に「訛ってください」とは言ってなかったんです。でも、藤井さんの芝居を聴くと、「訛っててもおかしくないな」って思ったりして。そういう感じで、ちゃんとキャラクターを守りながらも、より生き生きとさせてくれました。
「たつき君、本当にすごいな!」と思った
──序盤からストーリーの縦軸がしっかりとある作品でしたが、大型セルリアンと戦う中、かばんの正体も判明する終盤の展開はさらに盛り上がりました。
福原 基本的なところはシリーズ構成のままですね。演出や音響に関しては少し足したりしているものもありますが、たつき君が何かのインタビューでも話しているとおり、基本のお話は予定通りに進めました。
──演出や音響で加えた部分というのは?
福原 第9話でキタキツネがやってるゲームのBGMをアプリ版の「けものフレンズ」の音楽にしたりとか。本当に細かな部分です。
──終盤には、アプリ版でサーバルを演じていた野中藍さんも出演しました。アプリ版から楽しんできた人が喜ぶような要素を盛り込むことも意識していたのでは?
福原 入れられたら良いなと思ってはいたのですが、尺的に入るかは最後まで分からなくて。もしかしたら、削らないとダメかもと思っていたのですが、うまく入って良かったです。...続きを読む
ありがとう、たつき
動物の面白さ、友達の大切さを再認識いたしました。 この作品に出会えてよかったです
手間とか制作についやした思考の時間の厚みが緻密さになってつたわってきたよありがとう
頭の中だけで続くのだろうか
アプリ版をやっていたので何となく見たアニメだったけど、とても面白かった。たつき監督を信じて良かった…!