コラム

ヒロインは“顔ムニュ!”とされがち

<朝ドラあるある>の第2弾は、「ヒロインは顔ムニュ!とされがち」を特集! ヒロインが頬などを“ムニュ!”とされている場面、よく見かけますよね。作品ごとに印象的なシーンをご紹介します。

<師匠からの喝!>

思いを寄せていた朝井正人(中村倫也)と、幼なじみの萩尾律(佐藤 健)に、立て続けに振られてしまったヒロイン・楡野鈴愛(すずめ・永野芽郁)。いつまでも泣き続ける鈴愛に、漫画家の師匠・秋風羽織(豊川悦司)が「それを漫画にするんだ!!!」と一喝する。【第62回】

<お父ちゃんのクセ>

稲刈りのシーズンに出稼ぎから帰ってきた、ヒロイン・谷田部みね子(有村架純)の父・実(沢村一樹)。楽しい時間はあっという間に過ぎて、実が東京に帰る日が来た。登校するみね子を実が呼び止め、「ガァ〜〜!」と両手で頬を挟むと、「気をつけてな」と学校に送り出す。【第7回】

記憶をなくした実と暮らし始めたみね子は、“記憶をなくす前の父”がどんな人だったのか、ゆっくり時間をかけて伝え始める。
そして、みね子が思い出したように父の手を取り自分の頬に当てると、「お父ちゃん、私にこうやってたんだよ」と話す。それを嬉しそうに聞く実は、ついに奥茨城に帰る決心をする。【第110回】

記憶をなくした実を連れて奥茨城に帰った、みね子。田植えを終え、東京に帰るとき、畑仕事をしている実に声をかける。すると実はみね子に近づき、「こんな感じか?」と照れくさそうに笑いながら、遠慮がちにみね子の両頬を触る。【第114回】

<暴走しがちな妻を優しくたしなめる、理想の夫・新次郎>

九州の炭坑で働くヒロイン・白岡あさ(波瑠)を訪ねて来た、夫・新次郎(玉木 宏)。
あさが「働かない坑夫たちを拳銃で黙らせることができた」と言うと、新次郎はあさの頬をつかみ、「大福みたいにやらかいな〜」といつもの調子で話し出す。
「力ずくじゃない、あさなりのやり方があるのではないか」と言う新次郎の言葉に救われたあさは、その翌日、坑夫たちと相撲を取る作戦を決行! 無事、打ち解けることに成功する。【第41回】

炭坑から久々に戻ってきたあさは新次郎に、嫁として夫のそばにいられなかったことを早口で謝罪。
すると、新次郎はあさの唇をつかんで、「まずは黙ってゆっくり顔を見せてくれなはれ」と、たしなめる。【第54回】

「いつか加野屋の銀行を作りたい」という夢を、赤ちゃんを抱きながら語るあさ。そんなあさを見て、「ややこを抱いてする話あらへん」と、新次郎は唇をつかみながらたしなめる。【第65回】

あさの姉・眉山はつ(宮﨑あおい)一家が暮らす和歌山を訪れることになった、あさと新次郎。これが夫婦そろって初めての旅。そんな旅の道中でも仕事の話をする、あさ。すると新次郎はあさの唇をつかみ、「今わてら夫婦初めての旅だす。炭坑や銀行のこととか、無粋なことは一切考えたらあきまへん」と、優しくいましめる。【第109回】

新次郎に先立たれた後も女子大学を作るなど精力的に活動し続けた、あさ。ある日のこと、丘の上で春の勉強会を開いていたあさは、遠くに新次郎の姿を見つける。持っていた杖を捨て、やがて走り出したあさは、若かりし頃の姿へと変わり、新次郎に抱きしめられる。
新次郎は「ご苦労さん、今日もよう頑張ってはりますな」と、あさの目からこぼれる涙をぬぐいながら、慈しむように頬に両手をあてる。【第156回(最終回)】

<義姉からの“いけず”>

発作で倒れてしまった、ヒロイン・西門め以子(杏)の義父・正蔵(近藤正臣)。「前妻が得意だった“柿の葉寿司”が食べたい」と言う正蔵のリクエストに応えようと、め以子は義姉・和枝(キムラ緑子)を訪ねる。「柿の葉ずしの作り方を教えてほしい」と頼むが、め以子のことが気に入らない和枝はもちろん拒否。「はあ〜、のびーる、のびーる」と、め以子に“いけず”を食らわせる。【第92回】

<母 VS 娘! 「おら、アイドルになりてぇ!」>

「おら、アイドルになりてぇ!」というヒロイン・天野アキ(能年玲奈)に、アイドルを目指して挫折した過去がある母・春子(小泉今日子)は、「アイドルだけは絶対許さない」と、反対。それに対し、「ママがアイドルになるために上京してなかったら、自分は生まれていなかった」とへ理屈を言う、アキ。春子は怒り、アキの頬をつかむ。 【第70回】

<母は強し!>

ヒロイン・岩田冬子(石原さとみ)は、四姉妹の末っ子。ある日、母・照子(浅野ゆう子)に呼び出された冬子は、おめかしして外出する長女・春子(紺野まひる)の後をつけてほしい、とお願いされる。抵抗する冬子だが、頬をムギュ〜っとされてしまい、結局母に逆らうことはできなかった。【第93回】

<捨てられたくない…!>

大部屋女優のヒロイン・佐々木美月(岡本 綾)は、恋人で大部屋俳優の錠島尚也(長嶋一茂)から斬られる役を演じることになった。演技中、殺人鬼のような錠島の顔を見て、「この人、私を捨てる…」と予感した美月は、錠島の目を見て演技することが出来なかった。そんな美月に錠島は「なんで俺の顔を見て芝居できないんだ! 俺の芝居が気に食わなかったんだろ!」と顔をつかんで激怒する。【第69回】

<女当主の誕生!>

ヒロイン・榊泉(佐藤夕美子)の頑張りにより、亡き義父・信太郎(風間杜夫)が継いだ榊酒造で、昔ながらの製酒方法である生酛(きもと)造りが12年ぶりに成功した。
そのことを知った榊酒造先代当主の義祖父・庄一郎(植木 等)は、泉の頬に手を当てながら「ようやった、よう頑張ったな」と褒めたたえる。こうして、泉は榊酒造の7代目当主になることを認められた。【第111回】

<栞様がつねられる!?>

ヒロイン・北村てん(葵わかな)の元許嫁で活動写真製作会社の社長・伊能 栞(高橋一生) は、契約している女優・秦野リリコ(広瀬アリス)の元へ、撮影終了のお祝いに駆けつける。そこで「来週から新作の撮影が始まる」と伝えると、リリコは「大阪帰ってから考える」と、やる気のなさそうな様子。伊能は「契約だ」と詰めよるも、「そんなん知らんも〜ん」と、リリコに頬をつねられてしまう。【第67回】

<元気になる魔法>

ヒロイン・津村 希(まれ・土屋太鳳)の父・徹(大泉 洋)は、家族を顧みてこなかった夢追い人。そんな自分が息子の一徹(葉山奨之)から嫌われていることに落ち込む。
その姿を見た妻・藍子(常盤貴子)は、「思いっきり落ち込んで、リハビリして、そしたらまた夢が持てる。それが徹さんだもん! 徹さんは夢で出来てる人だもん!」と明るく励ます。

その言葉に徐々に明るさを取り戻す、徹。「ごめん」と何度も繰り返して言うと、藍子は徹の頬を強くギュッとつかみ、大爆笑!【第113回】

<「お前の身分と顔以外、どこを愛せち言うとか!」>

義理の娘に教養を身につけさせたいヒロイン・花子(吉高由里子)の親友・嘉納蓮子(仲間由紀恵)。それに反対する蓮子の夫・伝助(吉田鋼太郎)に理由を問い詰めると、「学のあるおなごはワシは好かん!」と言われてしまう。「じゃあ、なぜ私と結婚したのですか」と、思わず聞く蓮子。「一目ぼれした…」と言う伝助に、蓮子は「信じられない」と返す。

蓮子に対して、怒りをあらわにする伝助。無視して行こうとするが、蓮子が「では、私のどこが好きなのですか!?」と叫ぶと、「お前の身分と顔以外、どこを愛せち言うとか!」と、顔をつかみながら言い放つ。【第63回】

<ミズタク、春子に絡まれる>

ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)の恋人・種市浩一(福士蒼汰)の存在を知った母・春子(小泉今日子)。アキのマネージャー・水口琢磨(松田龍平)は、春子の怒りを買い、問い詰められてしまう。

執拗に責められた水口は、メガネを落として踏んでしまい、ボロボロの状態に…。【第130回】

<トップデザイナー三姉妹に、この母アリ>

ヒロイン・小原糸子(尾野真千子)が経営する洋裁店を継ぐため、働き始める長女・優子(新山千春)。しかし、次女・直子(川崎亜沙美)がデザイナーとして自分の取れなかった賞を取ったと知り、優子は悔しさから店先で笑顔が作れなくなってしまう。「店に出るな」と糸子に叱られた優子は、テレビでも見て気を晴らそうとするが、そこへ糸子がやってきて母娘の大げんかへと発展してしまう。【第110回】

海外での最新の洋服デザインについて話す、糸子と服飾業者の北村達雄(ほっしゃん。) 。しかしそこで、一緒にいた三女・聡子(安田美沙子)に、糸子が優子と直子のデザイン画を見て勉強をしていることをバラされてしまう。北村から「ほんまけ? かっこ悪うー!」とからかわれた糸子は、「余計なこと言いな!」と、怒って聡子の頬をつかむ。【第117回】

特集一覧に戻る