FC2ブログ

顕微鏡道楽

顕微鏡で遊ぶ
2019年03月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2019年05月
TOP顕微鏡 ≫ カバーグラスの厚みは重要

カバーグラスの厚みは重要

レイマー60倍プランアクロマート対物レンズを使ってみているが、色のにじみやズレとコントラストが微妙に気になっている。

以前に、MWSさんに、レイマー60倍プランアクロマート対物レンズの使い方を、アドバイスしていただいていた。
この対物レンズは、開口数0.85と明るいので、カバーグラスの厚みは、指定の0.17を厳守して使う必要があるとのこと。
(現在使用中で高倍率のOLYMPUS Splan40は、それほど厳密な管理は不要とのこと。)
厚み0.17のカバーグラスの購入先は、販売店が限定されているそうだ。
※後に、本「顕微鏡観察の基本」を見てみると、開口数0.85のレンズの場合は、カバーグラスの厚みが0.02外れただけで、画質は本来の能力の約50%になるようだ。

取り合えず、手持ちのカバーグラスが使えないか、マイクロメーターで厚みを測定してみた。
測定の結果、マツナミカバーグラス(22×32)は厚み0.14mm0.13mm だったが、ケニスカバーグラス(18×18)は厚み0.17mm だった。
レイマー60倍プランアクロマート対物レンズには、厚み0.17mm のケニスカバーグラス(18×18)を使えば良いことになる。
そう言えば、最近は主に0.14mm0.13mmのマツナミ製を使っていた。
これが画質劣化の原因として、大きいのではないかと思う。
永久プレパラートを覘いて見ても、プレパラートごとに画質の違いがあるのは、カバーグラス厚さの違いが原因かも知れない。

60倍は原生生物など、特に微細な被見物に使用するので、狭いケニスカバーグラス(18×18)を使っても問題無さそうだ。
試しに、ケニスカバーグラス(18×18)を使ってみた。
気のせいか、色のにじみ、ズレ、コントラスト、共に向上したような気がする。

↓ケニスカバーグラス(18×18)は厚み0.17mm だった。
b19041604.jpg

マツナミカバーグラス(22×32)は厚み0.14mm 0.13mmだった。
b19041605.jpg
スポンサーサイト
★婚活アプリの「顔面消費」疲れない?
Sponsored/株式会社ツヴァイ
顕微鏡 | Comments(8) | Trackbacks(-)

Comment

No title
もう50年以上まえになるが、学生時代 生物の先生がカバーグラス μメータで測定していた。私も測定してみたが、マツナミは、少し薄いです。MWSさん、ZEISSに正確に0.17mmがあるとの事ですが、1000枚単位
世の中の対物レンズ0.17mm指定なのに、なぜないのか 画像のマツナミ0.13-0.17ですが、私のは(24*40)、0.12-0.17とさらに薄い 
2019年04月17日(Wed) 06:09
No title
顕微鏡道楽 編集
本「顕微鏡観察の基本」を見てみると、開口数0.85のレンズの場合は、カバーグラスの厚みが0.02mm外れただけで、画質は本来の能力の約50%以下になるようです。マツナミは0.17mm のところ0.14mmで-0.03mmも薄いので、50%どころでは無いと思います。アポのような大開口のレンズは補正環が付いているので補正できますが、この60Xは廉価なので付いていないのでしょう。カバーグラスを選んで使用するしか無いようです。当然Splan40以下のレンズであれば、厚さは気にしなくても良い訳です。マツナミ(22×32)は40X以下の大きな被見物に使うので、60Xにはケニス(18×18)を使うことにします。まだ、ZEISSを使うほどの技能は無いので、当分はケニスなどの安いカバーグラスを選別して使います。
2019年04月17日(Wed) 07:22
No title
こげら 編集
0.17mmが重要なわりには、マツナミのは幅があり過ぎますねえ。
ケニスはいいんですね。
レイマーのカバーガラスはいかがでしょうか。
一度聞かれたらと思います。
2019年04月17日(Wed) 09:25
No title
顕微鏡道楽 編集
レイマーのカバーガラスという手があるとは、まったく思いつきませんでした。レイマーは1万円以上でないと送料がかかります。ツアイスはお高いので、私にはもったいなさ過ぎます。当分、ケニスでやってみます。ただ、ケニスの他の箱の中身の分はどうかは分かりません。MWSさんによると、Splan40 0.7では問題無いということでした。
2019年04月17日(Wed) 10:33
No title
名無しの権兵衛 編集
松浪のNo.1カバーガラスは組織標本の封入を前提にして作られているので封入材の厚み分引いて少し薄めですね。No.1HやNo.1.5の規格のものが170±5umですが、現場での実利用に関しては超解像顕微鏡用途以外に実はあまり無いように思います(コスト面で)。松浪さんのNEOコーティングはキシレンの濡れ性が高いので他社と比べて使い勝手がいいです。あと、やっぱり値段の割には洗浄がしっかりしています。(Zeiss他は意外と汚いので自分で洗浄する必要がありちょっと手間です)

普段Zeissの18x18mm,No.1.5をケチって4~9分割して使っているのでケニスのCGが意外と精度がいいのはありがたい情報です(ロット差があるかどうか気になりますが)
2019年04月18日(Thu) 12:27
No title
顕微鏡道楽 編集
こんにちは。そもそも、カバーグラスの厚さの差が、こんなに解像度に影響するとは思いませんでした。NA0.9の場合、厚さが0.02違っただけで結像性能は本来の14%になってしまうとは驚きです。その点Splan40はNA0.7なので、厚さ0.02違っても90%程度なので無視できるのでしょう。MWSさんがカバーグラスの厚さについて強調される意味が分かりました。ケニスは安いので、期待していませんでしたが、測ってみて0.17ピッタリなのに驚きました。次回も購入してみて良ければ多めに買っておこうと思います。カバーグラスはどうしても使い捨てになるので、安くなければいけません。
2019年04月18日(Thu) 16:15
No title
こげら 編集
ケニスオンラインショップに問い合わせて見ましたら回答がありました。
ソーダガラス、ホウケイ酸ガラスとも同じで、厚みの誤差範囲は、
0.13~0.16mm との回答でした。また親水性については高温処理しているので親水性はあるとのこと。

これから見ますとマツナミとほぼ同じかなと思われます。たまたま0.17mmが揃っていたのかもですが、多数計測してみてください。
2019年04月18日(Thu) 17:20
No title
顕微鏡道楽 編集
こげらさんこんにちは。私は以前金型など作っていたので、測定に間違いありません。このマイクロメーターも、昔使っていた中の新しいものです。もちろん多数の箇所から引き抜いたものを測定しました。一箱全部と思います。ケニスさんはおそらく他メーカーのOEMではないでしょうか。その規格で作らせたものなのに、規格外のものが納入されたのではないでしょうか。安いので、おそらく中国でしょう。そうすると、ケニスでも他の箱は期待出来ないですね。
2019年04月18日(Thu) 17:41







太字の文が入ります。 斜体の文が入ります。 下線の文が入ります。 打ち消しの文が入ります。 色付きの文が入ります。 絵文字を挿入します。 




非公開コメントにする