好評です!
ほぼ日のアプリあります。

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2019-04-18

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・夜になって家に帰り、歩数計アプリを見たら、
 にゃんと12,837歩と読めた。
 あんまり働き者でないぼくだけど、
 1日で12,000歩も歩いたのは、はじめてのことだった。
 参考までに、目黒の権之助坂から表参道まで歩いても、
 だいたい7,000歩ですからねー。
 と、同情をひくようなことを言ってみたけど、
 いやぁ、とうとうはじまった「生活のたのしみ展」は、
 運営しているぼくらのほうも、最高にたのしかったです。
 疲れたとか、寝てないよだとか、それはそれ。
 うれしいとかたのしいで、まず1日が過ぎました。

 あんまり機嫌がよくなっちゃったもので、
 少々無理して、夜の「ほぼ日の学校」にも出席しました。
 永田和宏先生の万葉集講座は「歌仙」を、
 ほんとにやってみようという試みでした。 
 とにかく速やかに歌をつくって発表しあうわけですから、
 みんな恥ずかしがって遠慮しちゃうだろうなと、
 もちろんぼく自身も見物席で眺めてるだけだろうなと、
 思っていたのですけれどね。
 それが、恥ずかしさを乗り越えて、みんなつくるつくる。
 そして、自信なんか関係なく、発表もしちゃう。
 こんなじぶんだとは思わなかったと、口々に言ってた。
 すごいなぁ、歴史のある定型詩の魔力そして永田先生。
 受講生のひとりである古賀史健さんと、
 興奮醒めやらぬという感じで、青山を歩いて帰りました。

 昨日も、ここで書いていたことですが、
 わくわくすることは同時に怖いことで、どきどきします。
 でも、怖さの向こうに飛び込んでみてなんとかなると、
 うれしくて、もっとやりたいと思うんですよね。
 丸の内での「生活のたのしみ展」がまず幕を開けられた。
 恐る恐るの「歌仙」も、曲がりなりにも参加できた。
 どっちも、思えば昨日のじぶんとちがうなのです。
 こういうことがあるから、生きてることはやめられない。
 おもしろいんだもの。
 丸の内の3つの会場でお会いした人たち、
 そこではたらいているみんな、
 そのようすをネットで読んでいる人たち、じぶん。
 みんな、今日もうれしい日にしましょう。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ぼくも「カレーの恩返しカレー」を食べたいです(連絡)。


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