「キングダム」佐藤信介監督、コミック原作の映画化は「だいご味持たせることしか頭にない」
2019年4月17日 14:00
佐藤信介監督
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[映画.com ニュース]累計発行部数3800万部を超える人気コミックを実写映画化したアクション大作「キングダム」の佐藤信介監督が4月16日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で会見した。
佐藤監督が同所で会見するのは、16年「アイアムアヒーロー」以来2度目。その際には韓国ロケや同国のスタッフとの仕事が取り上げられたが、今回も中国でのロケについて問われると、「紀元前の中国の話ですから、自然な流れで中国で撮影したい、中国のスタッフとコラボレーションしたいとすぐに思った」と明かした。
実際の撮影では「習慣が違うし言葉が通じるわけでもないので、大きなシーンも多く不安もあったが、高いスキルを持っているスタッフが多くすべての行程においていい体験、勉強になった」と満足げ。さらに、「最終的な衣装の細かいところなど、時間的にもう変えられないというタイミングでもすぐ変更に応えてくれたのが印象的だった」と感謝した。
これまで「GANTZ」や「BLEACH」などコミック原作の作品を多く手掛けているため、外国人記者から成功させる秘けつを聞かれ、「何もない」と苦笑。その上で、「映画としてのだいご味を持たせることを常に考え、素晴らしい映画体験をしてもらいたいということしか頭にない。マンガにフィットさせようというプレッシャーはあまりなく、原作の面白さの根源とは向き合いますが、作っている時は無心、ゼロベースです」と持論を展開した。
ただ、同じくコミック原作の映画に多く主演している山崎賢人のキャスティングについては「もともと大人気マンガを山崎さんでやるというプロジェクトなので…」と困惑。それでも、原作で人気のある王騎将軍を演じた大沢たかおに関しては「力を入れてキャスティングした。風ぼうもメイクもよろいも、細心の注意を払ってデザインした。多分、うまくいっていると思う」と自信をのぞかせていた。
「キングダム」は、中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍になることを夢見る戦災孤児の少年と、諸国統一を目指す若き王(後の始皇帝)の成長を描く。4月19日から全国で公開される。
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