【サッカー】アヤックスが22季ぶりに4強入り 欧州CL2019年4月18日 紙面から
◇欧州CL<準々決勝・第2戦> アヤックス2-1ユベントス【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は16日、スペインのバルセロナなどで準々決勝第2戦の2試合を行い、バルセロナ(スペイン)とアヤックス(オランダ)が準決勝に進んだ。バルセロナはホームでマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を3-0で破り、2戦合計4-0として4季ぶりに4強入り。FWリオネル・メッシ(31)が2得点を挙げた。アヤックスは敵地でユベントス(イタリア)に2-1で競り勝ち、2戦合計3-2として22季ぶりの準決勝進出を果たした。 番狂わせ再びで4強入りしたアヤックスの若い選手たちは、肩を抱き合って喜んだ。19歳ながら主将を務め、決勝点も決めたDFデリフトは「この気持ちをどう表現したらいいか分からない。(レアル・マドリードの本拠地)ベルナベウで勝ち、今日はユベントスに勝った。『オランダのチームでもこんなことができる』と世界に見せられた」と胸を張った。 前半28分に先制を許したが諦めなかった。同34分にスルーパスに走り込んだ21歳のDFファンデベークが冷静に決めて試合を振りだしに戻すと、後半は華麗なパス回しで試合を支配。同22分、右CKに頭で合わせたデリフトは「すごくいいボールが来た。僕は高く跳べることができるから思いきり行った。完璧なゴール」と胸を張った。 1970年代の欧州チャンピオンズカップ3連覇はもちろん、94~95年の欧州CL優勝も知らない若手が古豪を4強へ引き上げ、テンハグ監督は「このチームは日々成長している。みんな限界まで出し切ることを知っている」。デリフトは「もはや僕たちは満足しない。次戦はもっと大事だ」とさらなる快進撃を誓った。
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