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2019年4月18日 紙面から
中日-DeNA 7回表を三者凡退に抑えたR・マルティネス=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)
強いがや~。中日は17日、DeNA戦(ナゴヤドーム)で投打の歯車がガッチリかみ合って3-1の快勝。与田剛監督(53)の采配もピシャリと決まり、5人の継投で最少失点のまま逃げ切った。2016年5月22日以来、1060日ぶりの貯金2で、2位タイに浮上。19日から本拠地で迎え撃つ首位の燕を粉砕だ。
竜戦士を出迎える与田監督の笑みが弾けた。それもそのはず。2016年5月22日以来、1060日ぶりとなる貯金2。順位は、4位から一気に2位タイにジャンプアップだ。
しびれるような接戦を中盤から見事な継投で逃げ切った。指揮官がポイントに挙げたのは、先発・山井が6回に1点取られなおも2死一、二塁のピンチ。谷元を投入すると、落ち着いて遊ゴロに仕留め切り抜けた。
「(山井は)もう替えどきかなと思った。谷元の経験が一番期待できる場面で送り出し、いい結果を出してくれた」
このヤマ場を切り抜けると、7回はR・マルティネスが3人でピシャリ。14球投げたうち、ストレートはすべて150キロ超え。この日も最速158キロをマークした剛球で、竜党を沸かせた。8回、9回はロドリゲス→鈴木博と無失点リレー。特に光るのは、指揮官が2軍から抜てきしたR・マルティネスの存在だろう。外国人枠の兼ね合いで2戦2勝の先発・ロメロを登録抹消してまで、12日の阪神戦(甲子園)から1軍登録。この決断が奏功した。それでも、与田監督はあくまで選手の頑張りを強調した。「われわれの選択を正解にしてくれているのは選手たち。非常にいい活躍をしてくれることで報われる」
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