2014年05月16日
弊社では「ひかり電話転送」というサービスを運営しています。「ひかり電話転送」は、ひかり電話の転送設定(ボイスワープの設定)を簡易化・自動化するサービスです。
「ひかり電話転送」はほとんど広告などを出していないためあまり知られていないのですが、いつも自分で使っていて便利だと感じていますので改めて紹介します。
「ひかり電話転送」を利用するメリットは以下の2つとなります。
(1) 転送設定のスケジューリングができる
(2) 標準で用意されている転送設定の方法が使いにくいので、その代替手段となる
(1)「転送設定のスケジューリング」について
「ひかり電話設定」を使うと、転送設定のスケジューリングができます。
「ひかり電話設定」の利用者にヒアリングしたところ、「出社前と出社後に自動的に転送設定を切り替えるという設定を数カ月後までスケジューリングしている」という使い方をしている方が多いようです。
この機能を実現する他社製品は非常に高価です。
「ボイスワープ 自動切替」で検索すると他社サービスを見つけることができます。そのサービスでは、1番号あたり月額1000円+転送設定1回につき50円の料金がかかります。したがいまして、1日2回ずつ転送設定を行った場合、30日間で4000円の料金がかかります。
これに対し、「ひかり電話転送」は30日間で400円ですので、他社製品の10分の1の料金ということになります。
弊社のお客様には、1日6回くらい転送設定を切り替えている方もおられます。その場合、他社製品ですと30日間で10000円になりますので、「ひかり電話転送」は25分の1の料金ということになります。
(2)「標準で用意されている転送設定の方法が使いにくい」ついて
標準で用意されている転送設定の方法は以下の3つです。
(a) 電話機から電話をかけて設定する方法
これは昔から(アナログ回線、ISDN回線の頃から)ある方法です。私が見てきたところでは、ひかり電話回線を利用している方でもこの方法で設定している方が多くいるようです。
この方法の欠点は、電話をかけて音声アナウンスを頼りに操作を行うので、操作にストレスがかかるというところです。(慣れないと時間もかかります。)
また、外出先から設定できないということも欠点です。私は、昔、出張時に電話の転送の設定をし忘れてしまって、出張先から設定を切り替えられなくて困ったことがあります。
(b) Webブラウザでひかり電話設定サイトにアクセスして設定する方法
この方法は(a)とは異なり、Webブラウザでどこからでも設定できるところがメリットです。
この方法の欠点は、ひかり電話設定サイトが使いにくいというところです。操作性が悪いので少しイライラします。
特に問題なのは、ログアウトせずにブラウザを閉じてしまった場合、一定時間ログインできなくなってしまうところです。他のブラウザや他のパソコンからもログインできませんので、完全に設定ができなくなってしまいます。
私は「ひかり電話転送」を開発する前は、ひかり電話設定サイトにアクセスして転送設定を行っていました。そのときにたまにあったのが、外出直前に転送設定を切り替えようとして、設定の途中で誤ってブラウザを閉じてしまって、その後、設定できなくなってしまうという状況です。そうなってしまうと、転送設定が中途半端なままで外出することになります(外出直前で時間もないので)。
(c) 携帯電話から電話をかけてリモートコントロールで設定する方法
この方法は、通話料がかかり、また、音声アナウンスにしたがってパスワードを入力しなければならないという煩雑さがあり、お薦めできません。