4月17日 17時24分

小松駅・加賀温泉駅のデザイン決定

２０２３年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて、鉄道・運輸機構は、小松駅や加賀温泉駅などの駅舎のデザインを正式に決定し、公表しました。これが北陸新幹線小松駅のデザインです。コンセプトは「ふるさとの伝統を未来へつなぐターミナル」。駅舎の外観は、雪をまとった霊峰白山の山並みを表現しています。コンコースには、小松の伝統工芸品や、県産の木材、日華石などを取り入れ、「小松らしさ」を演出します。また、ホームは、東側に見える白山の眺望を最大限、引き出すよう工夫されています。一方、こちらは加賀温泉駅のデザインです。コンセプトは「加賀の自然と歴史、文化を見せる駅」。駅舎は温泉郷や城下町に見られる伝統的な和の様式をモチーフに、風情と歴史を感じさせるデザインです。コンコースは加賀特有の赤瓦を待合室に採用し、柱には県産の木材を使用しています。ホームは、外観の格子のイメージを取り入れ、待合室などの庇を木調とすることで、落ち着きと、くつろぎを演出しています。小松駅や加賀温泉駅の駅舎の建築工事は、今年度中に発注される予定です。