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2019年4月17日 紙面から
中日-DeNA 満面の笑みで祖父江(右)からウイニングボールを受け取る大野雄=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
左腕復活で中日が再び貯金生活に入った。16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で、先発・大野雄大投手(30)が7回途中まで1失点と力投し2017年9月20日のヤクルト戦(神宮)以来、1年7カ月ぶりの白星。好調な打線が支え7-1で快勝した。
573日ぶりの勝利に涙はない。満面の笑みでファンとハイタッチを交わす。スタンドに右手を何度も振る。大声で「ありがとう」と叫ぶ。取り繕うことはない。大野雄らしく、わき出る思いを素直に表現した。
「言葉にできないようなうれしさ。監督、コーチ、野手の方、後を投げてくれた田島や中継ぎ陣。本当に勝てなかった時期に支えてくれた人も含めて、ありがとうございますという気持ちです」
つまずきは昨年の3月に始まった。結果よりも内容を重視していたオープン戦で打ち込まれ、開幕前に2軍落ち。直球に手応えを得ていた自己分析と当時の首脳陣の評価との間にある大きな隔たりに思い悩んだ。
その後は自分で自分を追い詰めた。「勝たないといけない」「結果を出さないと次はない」。ようやく回ってきた登板機会で力んでは自滅する悪循環。6試合で0勝3敗。狂った歯車は最後まで戻らなかった。
今春のキャンプでも悲壮感を漂わせていた左腕を解放したのは与田監督の言葉だった。「信頼しているから。やってきたことを信じて投げればいい」。何度も話し合いを重ねる中で、オフからの取り組みを見てもらえている実感を得た。
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