F-35は本当に生まれつきどうしようもない飛行機だ、構想そのものバカなんだ、動けないし、運べないし、丸見えだし、どうせその場凌ぎだから何度も何度もヘマするだろう、まったく忌むべきことだ、というんですね。
言われてみればF-35って、何度も何度も飛行禁止になってる気もしますね。1兆ドルの駄作、か…。
動画でどうぞ。
(訳)
F-35は、ありえないほど愚かな空軍の誇大広告のために生まれた。
そのミッションは、空軍が「ハイ・ロー・ミックス」と呼ぶ配備の半分を受け持つことだ。恐ろしく高価で恐ろしく”ケーパブル”なF-22が1機あって(ハイ)、残りの雑用はもっと安く大量に買える汎用機がやる(ロー)、このローを受け持つのがF-35、という発想。
だがね、この「ハイ・ロー・ミックス」という発想からして、そもそも空軍がPRのため考えたでっち上げなんだ。大体、70年代からあるんだから。よくこんなに長くもったもんだと思うよ(笑)。
70年代、空軍の花型はF-15だった。エンジン2基、あの時代では質・サイズともに最高、重量5万ポンド弱、巨大レーダー…空軍が思いつく派手な装備は全部盛りさ。デカくて高価な飛行機をつくること、それが彼らの求めてるものだった。
Boyd空軍大佐とは開発に向けて話し合いを持ったが、あまりにもジャンクがてんこ盛りだったので、われわれは辞退した。
そのうちお役所仕事のゴリラがいろいろ地下でうごめいて、ほんでできたのがF16だ。サイズも半分、コストも半分、もっともっとハードな飛行機ね。
(聞き手「F-35を駄作と呼んでおられたようですが」)
おう言ったとも。だって駄作だから。あれは生まれつきどうしようもない飛行機だ。なぜなら、バカな発想から生まれた飛行機だからね。
マルチミッションの飛行機つくろうと考えた時点でもう終わってる。クロスサポートでしょ、空対空でしょ、ディープ・インターディクション・ボミング(後方地域への阻止爆撃)でしょ、それもこれも積めって、そんなの絶対ムリ、できっこない。何度も何度も失敗するのは目に見えてる。
(聞き手「戦闘能力は?」)
空戦ではまったく戦えない。マヌーバできんからな。
(聞き手「地上部隊の支援機としてはどうですか?」)
ダメダメ。あんなちっこい翼じゃ長く飛べない。めちゃ燃費悪いから1時間か、せいぜいもって1時間半だ。
(聞き手「じゃあ何に使えるんですか?」)
なんにも使えん。だから駄作って言ったろ。しょうもない爆撃機なんだよあいつは。
(聞き手「ステルス性は?」)
あのね、まず最初に言っておきたいんだが、「ステルス」っていうのはでっち上げなんよ。隠れないんだから。レーダーは1942年にできた、ブリテンの戦いのときのレーダー、あれで世界中のステルス戦闘機は現代のものまで含め、すべて検知できる。(以下、例外のことも少し触れる)
(聞き手「つまりなんですか、ひどい飛行機だと。戦闘もだめ、地上兵力も守れない、ロクでもない爆撃機で、メーカーがどう言おうと断じてステルスではないと、そう仰るんですね?」)
正解(7:29)。よくぞまとめてくれた(笑)。
(聞き手「なら、なぜこんなもの作ったんですか?」)
金じゃよ。金をつかうこと、それがこの飛行機のミッションだ。米議会からロッキードに金を送る。それがこの飛行機の真のミッションなのさ。image: U.S. Air Force photo by Jim Hazeltine
Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]
(satomi)