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第22回たんぽぽまつり 金光公民館
2019/04/16 火曜日
金光町で14日、訪れた人に福祉についての理解を深めてもらおうと毎年恒例、たんぽぽまつりが開かれました。
たんぽぽまつりは金光公民館で開かれ、市内外からおよそ800人が訪れました。
屋外では浅口市内の福祉施設やボランティアグループなどが綿あめやフライドポテトなどの模擬店を出店し、多くの人で賑わっていました。
また、公民館1階には金光図書館による福祉体験コーナーが設けられ、訪れた人が自分の名前を点字で打つ作業を体験しました。
また視界が狭くなる特殊なメガネをかけて行う間違い探しや迷路もあり、目からの情報を制限すると、普段の生活にどのような影響があるのかを体験していました。
福祉体験をした人は
「とても視野が見えづらくなってきて迷路でゴールするのがとても難しかったです」と話していました。
2階では金光学園音楽部吹奏楽団の保護者会「絆の会」によるチャリティーバザーが行われ、食器や日用品などおよそ2000点が並び、訪れた人は目当ての物を買い求めていました。
このたんぽぽまつりは地域の福祉施設やその活動についての理解を深めてもらおうと浅口市社会福祉協議会や金光図書館などでつくる「たんぽぽまつり実行委員会」が平成10年から毎年開いているものです。
浅口市社会福祉協議会 小田 義之支所長は「第22回たんぽぽまつりを迎え、浅口市の福祉について理解を深めて頂いたり福祉について一緒に考える交流の機会になればといいとこのイベントを開いています。回を重ねるごとに沢山の方に協力を頂いたり、イベントとしては大盛況と思っております。今日は足元の悪い中、お越しいただいてありがたいと思っております。」と話していました。
午後からは金光公民館の大ホールで、ステージ発表が行われました。
地元の金光中学校吹奏楽部や金光学園音楽部吹奏楽団など7団体が出演し、息のあった合奏や美しい歌声を披露し、イベントを盛り上げました。
なおこの日のチャリティーバザーと模擬店の売り上げは浅口市内の福祉事業者や福祉団体等の活動に役立てられます。
兼井翼