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【ドラニュース】

平田、DeNA2連戦に出るぞ!! 経過順調、右手首「いける状態」

2019年4月16日 紙面から

16日からのDeNA2連戦出場へ闘志を燃やす平田(今泉慶太撮影)

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 右手首痛で前カードの阪神3連戦(甲子園)を欠場した中日の平田良介外野手(31)が、16日からのDeNA2連戦(ナゴヤドーム)での復帰を視野に入れた。シーズン開始直後ということで大事をとった形だったが、そのかいあって経過は順調。「(試合に)いける状態だと思います」と臨戦態勢を整えた。名古屋から再び貯金を目指す与田竜に、頼れる男が戻ってきそうだ。

 右手首の不安は解消された。気持ちも高ぶっている。平田はきっぱりと言った。「自分としては、(試合に)出る気まんまんです」。チームは16日から、各球団と2巡目の対戦に突入する。大事なその最初のカード、しかも本拠地のナゴヤドームでリスタートとなるDeNA戦を、しっかりと視界にとらえていた。

 開幕からスタメン出場を続け、広角に打ち分けるシュアな打撃で3割4分1厘の高打率をたたき出した。守備面でも、球界屈指の広い守備範囲や強肩をいかんなく発揮。順風満帆なスタートを切ったかに思われたが、4月10日の巨人戦(ナゴヤドーム)で暗転した。

 8回の第4打席、中川から詰まりながらも右前打を放った際、右手首に激痛が走った。「(痛みが)出たのはそのときです。右手首は初めて」。ときおり違和感を感じることはあったようだが、プレーに支障が出る痛みは初めて。チームが今季初のG倒に歓喜した裏で思わぬアクシデントに見舞われ、無念の欠場となった。

 与田監督が「今はあまり無理をさせる時期ではない。大きなケガになってはいけない。こちらからストップをかけた状態」と話していたように、先を見据えた措置。代わって右翼で出場した遠藤が役割を果たし、打線も奮起した。とはいえ、平田がスタメンはもちろん、代打にも出られない状態はチームにとって苦しい。

 13日の練習から送球練習を行い、投げることに関して不安はない。打撃でも、14日はフルスイングに近い状態でバットを振ることができた。オフだったこの日も体のケアなどに務めた。一刻も早く戦列に戻るため、平田自身も必死だった。

 

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