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稚アユ放流 大きく育て 庄川で射水・大門小

バケツに入った稚アユを放流する大門小の児童=射水市大門で

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 射水市大門小学校の二年生百三人は十五日、同市大門の庄川河川敷で稚アユを放流した。

 大門漁協などで構成する庄川沿岸漁業協同組合連合会が、郷土の水産業に興味を持ってもらおうと毎年開いている。

 大門漁協が育てた体長一〇~一三センチ、約九・三グラムほどのアユを放流した。子どもたちは「さようなら」などと声を掛けながら、バケツに入った稚魚を放していった。本田英司君(7つ)は「アユを間近で見られてうれしかった。ヌルヌルしていた。大きくなってほしい」と話していた。

 放流後は子どもたちが大門漁協の鏡時夫組合長(68)に「アユは何を食べるんですか」「アユはどこで暮らすんですか」などと熱心に質問していた。

 アユの放流は十七日、高岡市野村小学校の児童も行う。庄川漁連は資源保護のため、アユ漁解禁前の六月上旬までに百二十三万匹を放流する。 (小寺香菜子)

 

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