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【ドラニュース】

セ全球団と対戦7勝7敗5割の竜 周平に盗塁!与田監督攻めの采配

2019年4月15日 紙面から

阪神-中日 2回表1死三塁、加藤の適時打で生還した高橋(左)を迎える与田監督=甲子園球場で(伊藤遼撮影)

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 無情の雨に水を差された。中日は14日の阪神戦(甲子園)で2回に1点を先制するも、先発した吉見一起投手(34)が4回途中5失点で逆転負け。連勝は「3」で止まり、わずか1日で勝率5割へ逆戻りとなった。これでセ・リーグ5球団との対戦も1巡。貯金を維持して本拠地に戻ることはできなかったが、借金なしでの帰還は決して悪くはない。開幕同様に新たな気持ちで、対戦2巡目となる16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)から出直しだ。

 試合前からシトシトと降り続ける雨。この雨が一気の4連勝で、虎に3タテを食らわそうとする与田竜の勢いに水を差した。マウンド上で何度も何度も足場を気にし、スパイクにベタリとついた土を取り払う先発の吉見。右腕の様子は、明らかにいつもと違っていた。

 序盤3イニングは豊富な経験を活かし、ゼロを並べた。しかし、4回に捕まった。精密なコントロールは失われ、甘く入ったところをはじき返され続けた。まさかの一挙5失点に、与田監督は「甘いところにいっても、あんなに連打されるわけではない。タイガース打線が素晴らしかったと思う」と相手をたたえたが、吉見らしさは無情にもかき消されていた。

 甲子園球場に到着すると、指揮官は「もちろん(試合を)やりたいよ。過密日程になるからね」と試合に意欲を見せていた。雨天中止なら、この試合は5月13日に組み込まれる予定で調整されていた。そうなれば、ゴールデンウイークの12連戦に、1日休みを挟んでさらに10連戦となるところだった。

 もちろん連勝継続へ快晴のベストコンディションで戦いたかったが、超過密日程は避けられた。プレイボールがかかった以上は、全力のタクトで白星を取りにいくだけだった。2回には高橋が2015年以来、自身通算3個目の盗塁を決めた。5回にはプロ初ヒットを放った渡辺がすかさず二塁を陥れた。指揮官が「積極的に攻めるということは、相手にプレッシャーをかける」と常々、口にしている通り、この日も攻めの姿勢を貫いた。

 ただ、貯金は1日でなくなった。各球団と1回り目の対戦を終え、星勘定は7勝7敗のイーブン。与田監督は5割という現状に「当然、もっと勝率を上げておかなければいけないというのはある。2回り目に向けて、しっかりと課題を克服していかないと、なかなか上位に上がっていくのは難しいと思う」と口元を引き締めた。

 

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