昨年までは、「抱負」としていましたが、今年は「方針」とタイトル致しました。
はたして、福岡市民救援会、飛躍の年となるのか?何かが変わるのか?
2018年度の活動方針
福岡市民救援会 事務局長 筒井 修
昨年度の福岡市民救援会としての主な取り組みとしては、福岡県警の沖縄派遣に対する抗議行動の延長としてある沖縄派遣費用住民訴訟の継続と共謀罪法廃止に向けた取り組みがあったと思われる。
この住民訴訟は、東京が先行している関係上、東京の仲間と連携して闘っていきたい。
共謀罪法廃止に向けた取り組みとしては、これまた東京の「ぶっ飛ばせ共謀罪!100人委員会」の提起を受け、福岡の地でも取り組みを継続したいきたい。
また、新たな取り組みとして、精神病院に収容された者からの提起を受け被収容者の人権問題にも取り組む必要を感じている。内田先生からの提起にもあるように、拘禁施設被収容者の人権保障のレベルが世界的水準に比して極めて低いという問題がある。救援会として、本来の任務ではないとして、まだまだ十分に取り組み得ていないのが実情であるが、これからの課題の一つとして取り組んで行く必要があると思われる。
月1回の定例会及び天神情宣、学習会はそれなりに定着してきているが、今一層の充実と内容の深化が求められる。
共謀罪法廃止の取り組みの一貫として、福岡県弁護士会との連携も試みたが、なかなか思うように進んでいない。今後、通信をこまめに送る等の方法を用いて接点を見いだしていきたい。
他の市民団体との連携、共闘も課題である。積極的に、福岡市民救援会として他の課題にも出かけて行き、連携、共闘を模索したい。
そのためにも、事務局体制を充実、確立していきたい。今の実質3名の事務局では限界があると思われる。
これらの課題において少しずつでも成果を得るためにいくために、以下の具体的取り組みを進めていこう。
記
1、積極的に、大衆運動の現場(デモ、集会、座り込み等々)に出かけ、救援会の活動をアピールしよう。
救援会の電話番号090-2396-1374を、市民運動の仲間で知らない人はいない。と言うくらいまで宣伝に力を注ぐことが必要。
2、共謀罪反対闘争を積極的に担っていこう。
3、定例の学習会の充実を図ろう。
4、定例の天神情宣を継続しつつ、内容を一層充実していこう。
5、救援会通信誌の継続等広報活動の充実発展を図ろう。
6、事務局体制の拡充強化を図ろう。
7、拘禁施設被収容者の人権向上を図ろう。
8 福岡市民救援会の会員、通信の購読者を拡大しよう。
9 会費やカンパ収入などで、会の財政を充実しよう。
10 名刺版の会宣伝紙「あなたの権利を守りたい」(仮称)をつくるなどして、 会のことを知らせよう。
以 上
そして、最後に、荒木龍昇共同代表から入会案内と挨拶があり、総会は無事終了しました。
貴重な日曜日に会場に来てくださったみなさん、
メッセージを寄せて下さったみなさん、
講演を快く引き受けて下さった大口弁護士、
陰に日向にと活動してくれたいのうえしんぢくん、
きりがないから、これくらいで・・・。
みなさん、どうもありがとうございました。(了)