水野 隆

ツイートを拝見してFF外から失礼します。 私は個人古書店の経験のある現役の同人誌書きですが、 >>この程度の冊子が、1,000円で売れるのか とのご発言は、同人誌とその作者、そして作成に要した努力を露骨に見下しているようにうけとられかねないと存じます。そしてさらに問題がございまして（続く）

個人経営の書店さんは同人誌即売会に足を運んでみましょう。名も知らぬ人が作った1000円の冊子が飛ぶように売れており衝撃を受けるはずです。取次からの配本や著名な作家の話題作をただ並べるだけではなく、このようなコアな世界に個人経営の活路があるのかもしれません。書き方、大事。140字ジャスト

同人誌即売会を主催する立場から見ますと、その考えは大変危険です。今回の　#技術書典　から読み取れるのは「テーマと内容と著者の能力と販売方法と集客方法のすべて（超重要）が揃えば、この写真に写っている規模の冊子を喜んで購入してくれる層がそれなりの人数来場してくれる」と言う事のみです。

編集者の枠を拡張するまえに編集者とは何かを考え直した方が良いのでは？

たしかにこの人の表現にも問題はあるけれどもこのツイートを読んで、この人が同人誌に対して「この程度」と見下しているように受け取ってる人も日本語を読む力がなさすぎると感じる

どう読んでも「この程度」と感じるのは個人経営の書店であってこの人ではないし、本屋で並んでる本に比べればたしかに大抵の同人誌多少なりとも劣ることが多いから「この程度」と感じると予想してるだけで一切同人誌を貶す意図を感じない

後半の部分は個人的に賛同できないし、炎上と関係ないから触れないけど、自分は少なくともこのツイートを見てこの人が同人誌を見下してるようには受け取れないし、むしろ同人誌に価値を認めてるように読み取れた。 まぁ、勝手に他人の同人誌を使ったところは問題だからそこはアウトだけど

「この程度の編集者が、本の売上の一部を貰っているのか」とカルチャーショックを受けました。 「こんな編集に中間搾取される本だけ売ってたらもったいなくない？うちでも薄い本を作って売ろうかな」と作家がなるはずです。 1000円で売れるのは、素敵な作品の作家に全額行くからです。

でも薄い本の売価って、多くの場合はほとんど原価ですよね。