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・アルカリボタン電池を直列で使用する際の安全に関するお願い ・JIS規格改正に伴うニッケル・水素蓄電池「くり返し使える回数」の表記内容変更に関するお知らせ ・『無水銀アルカリボタン電池の安全性に関するお知らせ』 ―輸入電池を使用される機器メーカーの方々へ ・コイン形リチウム一次電池の誤飲防止パッケージガイドライン(第2版)発行に関するお知らせ ・リサイクル協力事業者の皆様へ ・電池工業会規格SBA S1101の発行について ・乾電池使用機器の電池室・端子部の寸法設計指針 ・補聴器用空気電池の使用上のご注意 ・リチウム一次電池の充電禁止のお願い ・リチウムイオン二次電池の再利用について ・リチウムイオン電池を安全、快適にお使いいただくために ・模倣品電池パックにご注意 ・「非純正バッテリパック」について ・リチウムイオン電池の分解・改造の禁止 ・早めのバッテリ交換について ・バッテリの点検について ・「誘導灯、非常灯」JIL適合品のご推奨 | アルカリボタン電池を直列で使用する際の安全に関するお願い 2019年1月17日 一般社団法人 電池工業会 一次電池部会 PL委員会 最近、アルカリボタン電池(例:LR44)を3個以上直列接続して使用するLEDライトなどの機器において、電池が破裂する事故が散見されています。 アルカリボタン電池は、過放電*)や誤使用すると電池内部でガス発生する可能性があります。特に、3個以上直列接続して使用すると、わずかな性能バラツキによって最初に消耗した電池が、他の電池から強制的に放電されることで過放電状態となるため、ガス発生に伴い電池内の圧力が高まりやすくなります。アルカリボタン電池は乾電池にある内圧を解放するためのガス排出機能を備えていないことから、内圧が高まると封止部分が外れ、破裂に至る場合があります。 事故防止のため、下記の注意事項を必ず守ってください。 ◇ユーザー様への注意事項
ライトなどの機器では、当初の点灯時よりも暗くなったと感じた時、 その他の機器では、動きや反応が鈍くなったり、音が小さくなったと感じた時は、 早めに電池を取り外し、すべての電池を新しいものと交換する。 ◇機器メーカー様への注意事項
※注意事項に関して不明な点は電池メーカーにお問い合わせください。 *)過放電とは: 本来の使用可能な電圧よりも低い電圧まで使用された状態のこと。ライトなどの機器では当初の点灯時よりも暗くなったと感じた時、その他の機器では動きや反応が鈍くなったり、音が小さくなったと感じた時は、電池が過放電になっている可能性があります。 以上 ※本リリースの英語版または中国語版は下記をご覧ください。 COPYRIGHT© 一般社団法人 電池工業会 *無断での使用、改ざん、転載、転写およびリンクを禁ず。 |