横浜でのジャパンフィッシングショーが閉幕して9日が経過した。3日間の入場者数は昨年を上回り、大盛況の印象は残った。有力メーカーの新商品や人気アングラーのトークショーもいいが、その陰で静岡の奥座敷から「観光の起爆剤に釣り」を掲げる西伊豆町もブース展開していた。さて、何をアピールしていたのか?

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今年も来場者でいっぱいになった。1月18日から20日の3日間で4万1758人が押し寄せた。昨年と比較すると0・6%上回った。そのうち女性は前年比4・8%増で、ようやく女性の釣り人が増えたのかなぁ、と思えるような数字が出てきた。

ただ、会場が大きいだけに有名なブースの陰に隠れてしまう出展案件も少なくなかった。

覚えてましたか? 静岡県の西伊豆町も会場にいたんですよ。「にしいずまち」じゃないんですよ。正式には「にしいずちょう」です。奇岩で知られる堂ケ島のある場所で、地元漁協はおいしいヤリイカでも売りだそうとしている、そんな町です。

フィッシングショーには、もう3年連続でブース出展していて、この2年は「ふるさと納税」をアピールしていた。納税の対象となる物品を購入するラインアップに魚介類や、釣り船の乗船チケットなどをそろえて、海の町を前面に出してきていた。

地道ではあるが、2年の歳月を費やしたこともあり、西伊豆町のふるさと納税は知名度も上がってきた。同町商工観光課の松浦城太郎さんは「釣りの博覧会なのだから、もっと釣りのことをブースでやってもいいかなぁ、と思いました」と話す。

そこで、昨年4月から地域おこし協力隊として同町で働く鷹野純也さんと小山優香さんがブース出展プランを練った。