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【野球】

オール愛知ガールズ、7年連続全国出場 女子学童軟式野球トーナメント

2019年4月14日 紙面から

優勝したオール愛知ガールズ=口論義運動公園野球場で

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 女子学童軟式野球のNPBガールズトーナメント愛知県大会は13日、口論義運動公園野球場で行われ、決勝はオール愛知ガールズが7-1でオール豊橋エンジェルスに快勝し、8月に愛媛県で開かれる全国大会に7年連続の出場を決めた。愛知ガールズは小川莉央投手(岩倉市岩倉北小6年)が5イニングを1失点と好投し、打撃でも先制適時打など3打点を挙げた。

 小川は自らの投打で全国キップをつかんだ。立ち上がり、先頭打者を空振り三振に仕留めると3アウト目も三振。その後も三振を積み上げ、3回まで7奪三振と完ぺきに封じた。4回は2死から連打で失点したものの、5イニング9奪三振の好投で2番手につないだ。

 「いつも以上にコントロールが良かった。アウトコースを意識して緩急をつけることができた」と振り返ったヒロインは、打っても頼もしかった。1回1死満塁で中前に落とす先制の2点適時打。4回にも大きな中越え二塁打で追加点をもたらせた。

力投する小川(オール愛知ガールズ)

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 「練習のときからセンター返しを意識してます。今日は打球がよく飛んでくれた」と3打席とも中堅方向に打ち返した。所属する岩倉北小スポーツ少年団でも投手を任されているが、打順は9番。快打連発に「気持ちいいです」と眼鏡姿の表情をほころばせた。

 2人の兄の影響で野球を始めた。次兄の諒太さんは松山聖陵高の2年生捕手として今春のセンバツ大会に出場。兄に続く全国舞台に「(チームにとって6年ぶり)2度目の優勝をしたい」と目を輝かせた。 (高野行正)

4回裏、オール愛知ガールズ2死二塁で中越え適時打を放つ小川

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