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交通安全教室で事故再現、スタントマンが死亡

　１２日、京都市の中学校で行われた交通安全教室で事故を再現しようとしていたスタントマンがトラックにひかれ、死亡しました。

　１２日午後２時半ごろ、京都市山科区の市立勧修中学校で交通安全教室のため車にはねられる事故を再現していた福岡県のアルバイト、中村佳弘さん（３４）がトラックにひかれました。中村さんは病院に運ばれましたが、およそ７時間後に死亡しました。

　警察によりますと、本来、中村さんはトラックのバンパーにしがみついたあと安全に着地する予定でしたが、誤って車体の下に巻き込まれたということです。

　「最初は演出かと思ったが、中止になって『ほんまやばいんちゃう』と（話になった）」（生徒）

　当時、およそ５００人の生徒が参加していたということで、京都市は心のケアについて「適切に対応していきたい」としています。