ゴールデンウィークや夏休み、これから旅行を計画しようと思っている人には必見の大がかりな実験が、2012年にメキシコの都市、メヒカリで行われたことをご存じだろうか。
旅客機の原型ボーイング727を人為的に墜落させて、墜落時に機体と乗客が受ける影響を解明することを目的にしたこの実験。今回のケースでは、前輪が最初に地面に接触、その後機体は真っ二つに折れた。果たしてどの座席であれば助かる可能性があったのか?
事故が起こる状況は様々だろう。砂漠ではなく、山岳地帯だったら?もし後方が最初に地面に接触していたら?この実験の結果が、逆にあなたを疑心暗鬼にさせてしまうかもしれない。とはいえ、米国の国家安全運輸委員会(NTSB)の調査によると、飛行機に乗った時に墜落する確率は0.0009%。この実験の結果があなたの気休めになるなら幸いだ。