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【グラニュース】

J1出場200試合トリオ、丸山主将を前面援護 状況判断&意識統一で2試合ぶり勝利だ

2019年4月13日 紙面から

鹿島━名古屋 後半、攻め上がる名古屋・長谷川(左)=5日、カシマスタジアムで(木戸佑撮影)

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 名古屋グランパスは13日、第7節横浜M戦に臨む。MF長谷川アーリアジャスール(30)、MF米本拓司(28)、DF吉田豊(29)はJ1で200試合以上の出場経験を持つ実力者トリオ。第6節鹿島戦で課題となった状況判断と意識統一で主将の丸山祐市(29)を全面サポートし、2試合ぶりの勝利をつかむと誓った。12日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 200試合トリオが、主将・丸山を強力援護する。J1出場225試合の長谷川、220試合の米本、231試合の吉田。豊富な経験値を持つ3人が、風間グランパスの参謀を引き受け、イレブンの意思統一に一役買う。

 長谷川「前の選手だから見える景色がある。伝えていく役割は意識している」

 米本「僕は中盤の選手。出ているメンバーとして責任をもって声かけなどをしたい」

 吉田「隣、前、後ろの選手とコミュニケーションをとって、マル(丸山)を助けたい」

 頭に浮かぶのは、第6節鹿島戦。後半2分に先制したが逆転負けを喫した。ビハインドから攻勢に出た鹿島に対して、グラ戦士の判断に迷いが生じた。追加点を狙うのか、状況を落ち着かせるのか。結果的に前線と守備陣の距離が開いて連続失点。意思統一の重要性を再認識した。

 追求する攻撃サッカーのベースはぶれない。だが、勝利にはスコアや時間帯に応じた柔軟な戦い方が必要なのも事実。11人が常に同じ方向を向いて戦うには、リーダー丸山、そして、前線、中盤、最終ラインにいる3人のコミュニケーションが欠かせない。

 

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