閉じる

てんしあくまやじぅこねこ
某所流れの腐った方のみご利用くださいませ。
SS・絵大歓迎。腐・工口話可。多少なら本家混ざっても可。
他人の萌えには文句言わないこと。論争禁止。

他所への転載を発見しましたらお知らせください。
ノーヒントでパス変更します。(天使関連語)
捨てアド置いた方には新パスお知らせする…かも…

あなたは19067番目のお客様です
URL:
      だいめい
      おなまえ
      めーる
      ほーむぺーじ
      ぽーむぺーじのurl 
  ブラウザに情報を記録する
     
     画像:

重要: スプラインBBS サービス終了のお知らせ

[前の5件] [Reload] [次の5件]

重要: スプラインBBS サービス終了のお知らせ
No.217 2012/02/06(月) 01:22:38
番台1号  
今日のどぉもと 返信
ベストヒット~のときに熊耳付いてる天使さまww

変顔講座で「斜め上を見上げて舌を突き出す」天使さま、それなんてエロが(ry
 
No.218 2012/02/07(火) 20:52:40
 
゚・*:.。. .。.:*・゜ 返信
ああ〜ん、なんて可愛いオサーンなんでしょうwww
 
No.219 2012/02/08(水) 01:08:40
管理者 1号店  
No Title 返信
見逃さないのねww
いい意味でも悪い意味でも、何でも似合うなぁw
 
No.225 2012/02/13(月) 02:06:08
コトリ  
しまったorz 返信
ゲストのくだらなさ加減に録画ソッコー消してしまったorz
それにしてもこのベストアングル、神すぐるwww
 
No.237 (修正済) 2012/03/03(土) 22:15:55
 
どぉもと 返信
当日、ついった上でも盛り上がっていた聞きましたv
「ゲストより可愛いじゃないか」などなど。書き込みしてたのは、男性が多かったとかw
No.212 2012/01/31(火) 01:23:08
コトリ@やりっぱなし  
甘えた悪魔に便乗 返信
花姐様のお話を読んで、ほったらかしてた話があったのを思い出しまして。
空気読まず、甘えた悪魔話に便乗させていただきます。
また寝室だよ…やはりやりっぱなしな年なのかorz

----------

頬や頭を優しく撫でられる心地よさに、頭が少しずつはっきりしてくる。
重い瞼を開き、何度か瞬きを繰り返すと、見慣れた黒い瞳と視線が出会った。
「気が付きましたか?」
どこかホッとした様子で悪魔は俺の首筋に顔を埋め、抱きしめてきた。
「スミマセン……今日はちょっと酷くしましたね……」
……ああ……そういうことか。
いつになく激しい抱き方をされて……拷問と紙一重みたいな凄まじい快楽に、すっかり意識が飛んでしまったらしい。
悪魔の背中に腕をまわし、首を小さく横に振る。
構わないから。お前がそうしたいなら、少しも嫌じゃないから。
いつも優しいこの悪魔にも、たまにこんな時がある。
表には出さないが、何か悲しいこととか辛いことがあって、心が荒れている時だ。
荒んだ気持ちを俺に全部ぶつけて、お前の心の嵐が少しでもおさまるなら、それで構わないのだけれど。
いつもたっぷり甘えさせてもらっている分、こういう時くらいは甘えてくれたら、俺としてはむしろ嬉しいのだけれど。
逆に自己嫌悪ですっかり落ち込んでいる様子の悪魔の背中を抱く腕に、少し力を込める。
『僕が見ている赤と、貴方が見ている赤が、同じ色とは限らない』
いつだったか、そんな言葉を聞いた時に、こいつの孤独感を痛いほど感じた。
俺だって一通りは経験してきたつもりだけど、所詮他人でしかない俺が何を言ったって、多分こいつの慰めにはならない。
俺にしてやれるのは……あえて何も聞かず、お前の悲しさをただ受け止めることだけ。
せめてそれが、俺の自己満足だけじゃないといいのだけれど。
少し癖のある黒髪を、そっと撫でてやる。
「スミマセン……」
まだ謝ろうとする悪魔の耳許でクスッと小さく笑い、上半身を浮かせた。
「ほら……ギタリストなら、もっと腕大事にしろ」
俺の身体の下敷きになっていた腕を抜かせ、捕まえた左手の指先に唇を寄せる。
長い、綺麗な指。俺もこんな指だったら、こいつみたいにギターもっと上手くなれたかな。
頭の上で、悪魔が何やら意味ありげに笑うのが分かった。
「……まだ足りないんですか?」
え?……あ、もしかしてこれって、誘ってるように見えるのか?
「ち、違……っ」
ちょっとうろたえていると、悪魔はくつくつと声を殺して笑い出した。
狙ったわけじゃなかったけど、自己嫌悪からは抜け出してくれたようで内心ホッとする。
「シャワー浴びたいでしょう? 動けます?」
やっといつもの悪魔に戻ってくれたようなので、俺もいつものように甘えてみる。
「ん……無理」
実際、まだ全身怠くて、身体を起こすのも億劫だ。
「……責任取って、連れてってよ」
腕を悪魔の首に回して囁くと
「仰せのままに」
お得意の芝居がかった台詞と共に、ふわりと身体がベッドから浮いた。細いのに力あるんだよな。上腕なんか意外と太いし。
「……重くないの?」
思わず訊ねると、悪魔は悪戯っぽく口角を上げて片目を瞑った。
「まだ大丈夫。でも、これ以上重くならないでくださいね?」
……この野郎。
返す言葉に詰まって軽く睨むと、チュッと頬に触れるだけのキスで宥められた。
もう大丈夫そうだ。
バスルームの明かりの下で見たら、二の腕に軽く歯形が残ってるのに気が付いた。
いつつけられたのか全然覚えてないけど、今日はよっぽど荒れてたんだな、悪魔……。
ツアー中じゃなくて良かったと、俺は密かに胸を撫で下ろした。


----------

確か去年初めて悪魔盤行った直後に書いたような記憶が。
実は繊細で傷つきやすい悪魔を、天使様が癒してあげる時があってもいいのかなと。
スイマセンほの暗い話で…メインジャンルではドシリアス書きなもので(汗)




 
No.213 2012/01/31(火) 01:28:33
 
キャーキャー 返信
あああーー花姐さんに萌え殺されそうになったのに、さらにコトリ姐さんに止めを刺される勢いですわΣ(゚∀゚ノ)ノ
苦悩する悪魔に優しい天使、個人的に大好物ですvvvvv
 
No.215 2012/01/31(火) 20:17:40
番台1号  
ごちそうさまでしたv 返信
ビタースイート…♪上質なデザートを戴いた気分ですvv(*^。^*)
この物語でも描かれていますが、天使さまは本当に癒しの力を
持っていらっしゃると思います!
あの天然っぷりも癒しの力の一つ…かな?(笑)
 
No.216 2012/01/31(火) 23:51:26
管理者 1号店  
No Title 返信
きゅーーっ!!
ありがとう!そしてありがとう!←誰
えろカッコよくて甘えたな悪魔たまらん~。
やりっぱなしで全然おkよーん。むしろもっとやr(ry
悪魔の指とか腕の筋とかイイよねっ?ねっ?
 
No.238 2012/03/03(土) 22:22:21
 
やりっぱなし推奨 返信
素敵なお話、きゅんきゅんしちゃった。
もっともっと隠し財産がありますよね、姐さんv
ささ、公開公開
No.208 2012/01/29(日) 21:53:52
 
雪の夜 返信
都会に降った雪は、あっという間に積もり、辺りの景色を一変させた。
カーテンを開けた部屋はオレンジ色のスタンドだけが点されて、二人の影を壁に映している。窓の向こうには暗い空から降りしきる雪。天使はうっとりとそれを眺めていた。
「映像みたいだ」
呟く声には、甘い名残が潜んでいる。
小さく笑っただけで答えない男は、天使を抱き込んだまま動かない。
雪が降っているのを見た天使は、ウキウキと外へ出て行き、悪魔もそれに付き合って雪合戦をする羽目になった。湿った雪に全身が濡れるのは当然で、遊びたがる天使を抱き締めるという手段で部屋に連れ戻した。
風呂に入らないと風邪をひく、という言い訳だったが、部屋に入った悪魔は風呂よりも自分の体で天使を温める事を選んだ。
タオルで髪を拭きながら服を脱がせ、甘い言葉で天使を蕩かし、冷えた体をベッドに押さえ込んで、天使が熱く変化するのを楽しんで。
互いを貪って満たされた心と、気怠い快感を引きずる体。
離れ難い想いを振り切って、悪魔は一旦ベッドを出ると、天使にねだられていたホットワインを作って戻った。
「律儀だなあ」
そんな約束を忘れていた天使は、呆れたとも感心したともつかない溜め息を漏らし、大ぶりのグラスを口に運んだ。
ひとつのグラスから立ち上る温かい香りと、鮮やかな赤い色。悪魔の口にも時々グラスを押し付けながら、二人で飲んだ。その間も、悪魔は天使を抱いていた。ゆったりと体に手を回し、肌の温もりを楽しむように寄り添って。
「悪魔…どうしたの?」
何度目かの質問を天使が発し、悪魔は天使の肩に頬を寄せる。
「嫌?」
「嫌じゃないけど…」
空になったグラスをサイドテーブルに置こうと身動きすると、悪魔の手に力が籠もって天使を止める。
「悪魔ってば」
半ば強引にその手を抜け出してグラスを置くと、天使は悪魔の顔を覗き込むように、向き合って座った。
「変だぞ…俺はどこにも行かないよ?」
その言葉に、悪魔が戸惑ったような表情になる。
雪の中ではしゃぐ天使の笑顔に、妙な不安が頭をもたげた。天使がどこかへ行ってしまいそうで、そんな馬鹿げた妄想を打ち消すように、肌を合わせた。
自分でもよく解らない微妙な気持ちが、天使には見透かされていた。
天使は小さく音を立てて、悪魔の唇に口付けた。
「ここにいる…お前の前に」
そっと悪魔の頬に触れた手を滑らせて、悪魔の首に両手を回す。
「お前のものだ…愛して、何度でも」
再びキス。悪魔は天使を見つめたまま、静かに口を開いた。
「その言葉で充分です」
もう一度キスをして、天使は悪魔を抱き締めた。悪魔の顔を自分の胸に押し付けるように、力任せに頭を掻き抱いて。悪魔の手が、自然に天使の腰に回る。
「外は雪なのに、ここはこんなに暖かい」
「貴方がくれる暖かさだ」
ふる、と首を振って、天使の掌が悪魔の髪を撫でる。
「もっと…暖かくなろう?」
「もっと幸せに?」
「うん…二人で」
目を閉じて、悪魔は天使の胸に縋るように抱き締める。力強い鼓動が悪魔の頬に伝わった。
「貴方がいるから…」
悪魔の言葉が途切れる。
オレンジ色の灯りに映し出された影が、再び一つに溶け合って行った。
 
No.209 2012/01/29(日) 22:35:54
管理者 1号店  
No Title 返信
ななななんか、どちどちした(`・ω・´)
甘々なんだけどなんだけど~ぁぅぁぅ

甘えたな悪魔に弱いのか?俺は。
 
No.210 2012/01/30(月) 00:24:27
 
キャー 返信
うわーん、萌えすぎて息の根を止められそうー!!
大人な天使と不安がる悪魔の組み合わせがたまらないですーvv
 
No.211 2012/01/30(月) 13:16:12
番台1号  
はわわ~ 返信
雪なのにあったかくて…ちょっぴり切ないなあ~。
天使さま、寂しがりな悪魔のそばにずっといてあげてねv
 
No.214 2012/01/31(火) 01:30:07
コトリ  
美しい…! 返信
なんて美しい…!光景が目に浮かびますv
つられてホットワイン作ってしまいましたw
天使様を離さない悪魔にきゅんきゅんしますv
悪魔ってそういう、ちょっと繊細な部分がありますよね。

便乗して自分もちょっと似た感じの話を投下していきます。
タイミング逸して忘れてたので、思い出させてくださって感謝です。
 
No.239 2012/03/03(土) 22:43:01
 
遅くてすみません 返信
コメありがとうございます。
SSうpする時くらいしかPCを開かないもので、反応が鈍くてすみません。
ホットワインは、高価なワインを使うと美味しくできない、と友達が言ってたけど、本当かなw
コトリ姐さん、思い出して下さってありがとうございます~
No.203 (修正済) 2012/01/20(金) 23:32:48
 
満月 返信
天使と悪魔がそれぞれ羽根を持っているという設定が大好きで、便乗してしまいました。
しかしどうにもお笑いに走ってしまう性分のようで…色々すみません。
エロは書けないのでエロ無しの上無駄に長文ですが、置かせていただきます。
****************************

天使の飲み会は宴もたけなわ、いい感じに出来上がった天使がつぶやいた。
「今からライブやりたい」
そろそろ日付が変わろうとしている時間だった。
「それも野外で」
天使の意図を図りかねて、3人は一瞬沈黙した。
「今夜は満月だしライブやったら気持ちよさそうじゃん」
天使の声が真剣味を帯びてきたので、ちょっと3人は怯んだ。
こういう時に常識的な言葉でストップをかけるのは悪魔の役目だろう…と野獣と仔猫が目で訴える。
―なんだよ、俺に任せるなよ―
悪魔も目で返すが、二人が手伝う気はさらさらないらしい。
「よし、今から行くぞ」
止める前に天使が立ち上がったので悪魔は慌てた。
「どこへ行くんですか?」
「ライブしに行くに決まってんだろう」
「何馬鹿なこと言ってるんですか」
悪魔の言葉など耳に入っていないのか、天使はそのまま号令をかけた。
「お前ら、行くぞ」
さすがに野獣と天使も止めに入る。
「天使さん、酔っ払いすぎですよ」
「何をするつもりですか」
「ライブすんだよ、ライブ。満月の下で」
「何ですかもう。無茶を言うのもやめてくださいよ」
悪魔の冷静な制止に天使は涼しい顔で答えた。
「無茶じゃないよ、結界張るに決まってんじゃん。さあ出発しよう」
天使の背中から羽根が現れる。唐突に天使の本性を見せられ、野獣と仔猫は困惑した。
「俺ら、飛べませんよ」
「俺たちが運んでやるから問題ない、な?悪魔」
悪魔は深いため息をついた。

「冬は空気が澄んでますね」
天使に抱えられながら仔猫は物見遊山な気分で空中飛行を楽しんでいる。
「街の灯りを真上から眺めるのもなかなかのもんだろう」
天使は大きな羽根を羽ばたかせて、軽々と仔猫を抱えている。
その後ろにはともすれば高度を保てなくて苦労している悪魔が飛んでいた。
「野獣、なんで痩せないんだよ、ロッカーは痩せてなきゃって言ってたじゃん」
「急に言われても困りますよ、まさかこんな事になるとは思ってなかったし」
悪魔は野獣を抱きかかえている。
天使が行きたがったのは山の頂上にある小さな遊園地だった。夜の遊園地で演奏をしたいのだという。
天使と悪魔はまず先に全員分のギターと天使プロデュースのアンプを置きに行くという地味な作業をした。
戻ってから野獣たちを運んでいる。
つまり2往復目に入るところなのだ。
現場まではせいぜい10分ぐらいなのだが、常日頃から鍛えている天使と違い、最近特に魔力の弱まりを自覚している悪魔にとってこれはかなりの重労働だった。
「運ぶの、仔猫の方がよかったですよね」
野獣がボソリとつぶやいたので、「いや、ビジュアル的には天使と仔猫の組み合わせだろう」とフォローにもならない事を悪魔は返した。

山頂の遊園地で天使達の真夜中の演奏が始まった。
アンプが小さいから大音量は出ないが、満月に照らされるライブはなかなかの気持ちよさだった。
怒涛の進行で4曲目に入った頃、野獣の姿が変化し始めた。
全身に剛毛が生えてきて、口からは牙が覗く。
やがて真の姿になった野獣が現れた。
野獣になっても器用にギターを弾き続けている。

「しまった、満月はやばいんだった」
天使が野獣の変化を見て慌てた時、「あ、巨大猫だ」と悪魔がつぶやいた。
上手でギターを弾いている仔猫も、姿を文字通りの仔猫に変えようとしていた。
身長はそのままの巨大な猫が器用に二本足で立って、前足でギターを弾いているのだ。
「可愛いじゃん」と笑う悪魔は空を飛んでいる時から顔に青い模様がくっきりと浮き出ている。
真の姿になった3人の演奏はいつもにも増して迫力があった。
野獣と仔猫の変化に一瞬焦った天使も、今は満足気に微笑んでいる。

と、突然怒鳴り声と共に数人の警備員が走ってきた。
「何をしているんだ、お前ら!どこから入り込んだ!しかも電源を無断で使うとは泥棒だぞ」
「天使様、結界張るって言ってたでしょう?張ってなかったんですか!」
「……ごめん、忘れてたわ」
背中に羽が生えた綺麗なオッサンと羽プラス変な模様の顔のオッサンと恐ろしげな野獣と巨大な猫が各々普通にギターをかき鳴らす。
こんな光景を見て驚かない者がいるだろうか。
警備員たちは怒鳴ったものの、理解できない光景を目の当たりにしてポカンとした。
いい加減疲れていた悪魔ではあったが、その瞬間を見逃さずに即座に結界を張り、警備員から姿を隠した。

「はぁ…」と地面に両膝をつき肩で息をする悪魔に手を載せ、天使は「悪かったな」と声をかけた。
「そうだよ、結界張らなきゃなあ…すっかり忘れてたわ」
「もう俺は限界ですよ、結界もあと数分しかもちません。どうすんですか」
「よし、次は俺が張るから心配すんな」
天使が目をつぶって神経を集中させる。沈黙の時間が進む。妙に時間がかかっている。
悪魔の不安は的中した。
「…なあ悪魔、結界の張り方教えてくれないか?どうにも思い出せない」
「天上界と魔界で結界の張り方が同じな訳ないでしょうが」
もうどうとでもなれ…とばかりに、悪魔は地面に寝転がった。
数分とはいえ、人間界の時間に直せば数時間はもつだろう。
「悪かったな、俺のわがままに付き合わせて」
天使は悪魔に寄り添った。
野獣と仔猫も天使のそばに座った。
しかし天使は言うのだ。
「そうだ、せっかく結界も張った事だし、これからが本番ということでライブやろう」
天使の笑顔には誰も逆らえない。


結界が破れる前に引き上げないと、遊園地が開園して面倒なことになる…と気づいたのは野獣だった。
限界を超える状態になってしまった悪魔は既にダウンしているが、天使は散々演奏して満足していた。
「野獣の言うとおりだな。もう朝日が上ってるから、いつまでもいると侵入者とみなされる」
「これからどうやって帰るんですか?」
天使はギターやアンプを見回しながら言った。
「うーん、来た時みたいに飛んで帰るとしても2往復か」
結界のタイムリミットを考えるとギリギリになる。
それに爆睡している悪魔をたたき起こしてまた飛ばせるのはさすがにどうかと思われた。
「なんかこう…瞬間移動させるとかそういう技はないんですか?」
「そんなもん、やり方を覚えてる訳ないじゃん」
「なんでそんな自慢気なんですか」
野獣と仔猫の突っ込みが虚しく響く。
「ああ分かったよ、言い出しっぺの俺が皆を責任もって運んでやるよ」
逆切れのように言うと、天使はいきなり寝ている悪魔を抱えて、大きく羽根を羽ばたかせて一気に飛びたった。

あっという間に遠ざかる天使を見送りながら「元気な人やな」と野獣が言う。
「うん、で、オレら待ってたらええのかな?」
「いや結界が破れる前にここから移動しとかんと面倒やろ、とりあえずは行こう」
「天使さん、すぐ戻ってきてくれたらええんやけど」
「それはどうやろ」
「そうか、時間かかるな、天使さんの事やし帰ったらまず悪魔さんと…」
「多分一晩待っても戻って来ないと思うで」
もうすっかり人間に戻っている野獣と仔猫は機材を片付ける。
「満月の下のライブ、楽しかったけど野獣が野獣になってしまったから笑ったよ」
「お前だって猫になってたやん、可愛かったで」
和やかに会話をしながら、二人はゆっくり歩き始めた。



 
No.204 2012/01/21(土) 01:32:38
番台1号  
おもろすぎwww 返信
豆姐た~~ん!!なんですかッ!!このオモシロ小説は!!!
夜中に爆笑しちゃったじゃないですかww笑いのノリが素敵に無敵すぎます!
MP多いのに呪文をほとんど覚えていない天使さま、使えねぇ~!!(笑)

番台1号的には、このお話、柴●亜美先生のマンガの絵で脳内再生されてしまいました…。
(ご存知の方いるかな~?^_^)
 
No.205 2012/01/21(土) 02:25:09
管理者 1号店  
No Title 返信
同じく羽フェチっ(・_・)ノ
抜けてる天使と振り回される悪魔に萌え萌えしてたら
綺麗なオッサンで撃沈したwwwwwwwwwwww
年少組の関西弁の会話はたまらんよねvv
野獣はサーモン食べてないでダイエットしなさいっ。
 
No.206 2012/01/22(日) 12:20:12
 
感謝 返信
>番台1号姐さん
>1号店姐さん

悪魔が困る姿を書こうとしてみたものの、結局コメディになってしまってドキドキしながら置いてみましたが、ありがたいお言葉、どうもありがとうございます<(_ _)> 
ロマンティックなのとかエロイのとかが書けないので、他の姐さん方の作品を期待しとります!
 
No.207 2012/01/29(日) 21:50:42
 
きゃんきゃん♪ 返信
面白すぎるww
野獣抱えて、えっちらおっちら飛ぶ悪魔が…www
ギターを弾く直立猫が見たいーー
ド天然天使に振り回されて、後始末押し付けられる三人、素でありそうで楽しい~~
No.199 (修正済) 2012/01/14(土) 02:10:24
管理者 1号店  
新パス:ヒント 返信
8文字。

ま、簡単かな。

***************
追記
メアド置いていただいた方々には1/14午後、メールしました。
届いてない人はもしかしたら迷惑メール扱いになってるかもしれないので
ご確認の上お知らせください。
 
No.200 2012/01/14(土) 15:47:28
番台1号  
Re:新パス:ヒント 返信
えっ、わからん…かも…orz
アホの子でスミマセン、メール戴けますでしょうか…?<(_ _)>

[前の5件] [Reload] [次の5件]

重要: スプラインBBS サービス終了のお知らせ
管理メニュー
無料掲示板 スプラインBBS 検索&掲示板 検索サイト構築 WEB RANKING
人気サイトランキング