サンいぬ @chainupi

‪バスの座席に白人専用の席しかなかったとして、それをきっかけに「有色人種も座れる座席がないのはバス会社としてどうなんだ」と意見が出たとする。
それに対して「有色人種用の座席がなくてすみませんでした」っていう対応をするのは少しズレていると思う。根本的に解決しなければいけないのは‬「人種によって無意識下に扱いを変えてしまうこと」であって、やるべきは「どの人種でも区別なく座れる座席を作る」ことなんだよね。
もちろん個人が「白人至上主義の世界で、有色人種の置かれている現状に気づかない」のは問題ない、個人の自由だし。(私は良いこととは思わないけど、それは個人の思想の問題)でもそれをバスの運営会社がやってしまうのは「この会社は公式に有色人種に対する認識が人種差別的思想です」って触れて回るようなものだから、バスの運営会社をやりたい人はよほど気をつけないといけない訳なんですよね。
公的なものを名乗るならば誰にでも平等であるべきだと私は思う、まあ私の立場も一個人でしかないけどね。ついでにいえばバス会社の謝罪に対して「お気持ちヤクザは黙れよ!」と思うならば貴方は立派なレイシストです。よかったね。

@chainupi もちろんこの最初の「椅子がない」という訴えも、今回だけじゃなくてそのバス会社のこれまでの運営方針とか、街そのものの雰囲気とかが積み重なった結果であって、そこにまた気が付いて対応策を取らないと難しいんじゃないか。
「有色人種に批判されたから今後はバスの運行をやめる」ではなくて、「有色人種も白人も区別なく利用できるバスの運行をする」という政策を取ってくれることに大いに期待する。そりゃあ私は一個人ですから好きに言えますよ。(さらに言えば私の立場としたら有色人種の人権屋みたいなモノですしね)
私は区別されようがどの椅子にだって座るし、誰とでも話す。ただ全ての有色人種がこれをできる訳ではないので、余りにも無自覚の差別に苦しむ人が周りにいれば、白人に対して「貴方がしていることは差別的で、それに苦しむ有色人種がいる」と伝える。感覚や常識が日々アップデートされる世の中ですから、本当に望む者が皆んなが報われる世界になると良いよね。