住宅 オフィス | ||||||||||||||||||||
歴史を紡ぐ若松ノスタルジア | ||||||||||||||||||||
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かつては日本一の石炭積出港として栄えた北九州若松。その荷出しがされていたという洞海湾をすぐ側で見渡せる丘陵地で出会った古民家。それはもう、まさに一目惚れと呼ぶにふさわしい感覚でした。 正確には不明ながら記録を辿っていくとなんと築100年ぐらいが想定されるそうで、実際に随所にその歴史の面影を垣間見ることができます。 まず最初に対峙することになるのが古き良き邸宅を思わせる立派な門構え。 ここから一歩、足を踏み入れた瞬間に、時代がタイムスリップしたかのような不思議な世界観に包まれてゆきます。 入れるところには入れられた改装も新旧の調和に違和感がなく、この絶妙なセンスは言葉で言い表せない是非とも体感して欲しい空気感。持ち込まれた照明や家具達もそこにあるべくして自然と溶け込んでいて、ただただ感服するばかりです。 と言うのも、実は仕事では空間デザインを手掛けるオーナーさん。この古民家が紡いできた歴史を壊さずに守ることを前提に、見事な塩梅のアップデートを重ねて来られています。 さて、話は戻りますが、600平米を超える敷地には、母屋と離れの2つの建物が建っています。 母屋を見ているとパッと目につくのが明らかにハイカラな一角。洋室付加住宅と呼ばれ、石炭積出港として栄えた時代に迎賓館ような利用をされていた名残で、縁側から望む洞海湾を高台から眺めながら船の離着を見守っていた家なのだそうです。 ちなみに離れは、ここで住込みで働く方が暮らすために使われていたもの。そんな歴史ある物語をいろいろと聞いているだけで半日過ぎてしまいそうなぐらい浪漫の詰まった建物です。 さらに、もうほんとに伝えたいことばかりで・・。 L字の建物の真ん中にある池と庭園。まるで、老舗旅館のような趣です。木製の建具や連続窓にレトロガラス、そこに映る桜、紅葉、柿の木などなど四季折々の緑。 和室の欄間には刀の鍔が埋め込まれていたり、ベイクライトのスイッチが残っていたり、なんとも言えない床の表情まで…ヴィンテージパーツも数多く残りシビれるポイントが沢山あり過ぎ!もう書きつくせません。 ただ、駐車場が敷地内になくて近隣の月極になるのでそれは予め考慮してください。 あと、古民家としての状態や保存状況は良好と言えると思いますが、例えば木建具を維持すればもちろん隙間風だってあるもの。根本的に古き良きを愛せる方であることは大前提だし、紡いできた歴史を大切に受け継いで欲しいと願います。 もしそんな方がもしいらっしゃれば、個人的には断言したいです。こんな住まいとオーナーさんのセンスを引き継げるチャンスはなかなか無い!と。 ※一部の家電やアンティーク家具もお引き渡し可能です。 ※図面はお問い合わせください ※面積:274.68平米(建物)は母屋・離れを合わせた合計面積です。 【母屋】 木造瓦葺2階建 1階:137.52平米 2階:72.72平米 合計:210.24平米 9DK 【離れ】 木造瓦葺2階建 1階:28.09平米 2階:26.44平米 付属建物:9.91平米 合計:64.44平米 3DK |
価格 | 2,600万円 | 建物面積 | 274.68㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 北九州市若松区修多羅 | ||
交通 | JR筑豊本線「若松」駅 徒歩8分 北九州市営バス「修多羅」停 徒歩5分 | ||
建物構造 | 木造2階建て | 所在階 | 1-2階 |
築年 | 不詳年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 623.22㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種中高層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/200% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 都市ガス/電気/上水道/下水道 | ||
備考 | 地目:宅地/現況:居住中/引渡時期:相談/校区:修多羅小学校、若松中学校/地形:高台/景観計画区域/宅地造成工事規制区域/敷地内駐車場無/【母屋】 木造瓦葺2階建 1階:137.52平米 2階:72.72平米 合計:210.24平米 9DK、【離れ】 木造瓦葺2階建 1階:28.09平米 2階:26.44平米 付属建物:9.91平米 合計:64.44平米 3DK/ペット可 | ||
情報修正日時 | 2019年3月19日 | 情報更新予定日 | 2019年4月27日 |