嫌われ中年男性度チェックシート 「1000円カットで髪を切る」は?
ポリティカル・コレクトネス(政治・社会的に公正な表現)が叫ばれ、パワハラやセクハラへの関心が高まる昨今、嫌われれば、そのリスクは大きい。だが、残念ながら、年齢を重ねて中年になるほど嫌われる言動をしてしまうもの。そこで今回、SPA!では20~39歳の女性500人を対象にしたアンケートと街頭取材を敢行した。
◆仕事や恋愛は嫌われリスク高。回避を最優先に細心の注意を
場所やシチュエーションによって、嫌われ度やポイントには大きなばらつきがある。
◆<女性500人に聞いた! 中年男性の嫌われポイント>
※20~39歳の女性500人を対象にしたアンケートと街頭取材を敢行。各言動に“なし”と答えた女性の割合
・仕事における嫌われポイント1位……仕事のやり取りをする上でLINEなどSNSのIDを聞く 64.6%
・容姿における嫌われポイント1位……全身脱毛をしていてヒゲなどがまったくない 45.2%
・日常における嫌われポイント1位……BBQやホームパーティなどイベントに誘ってくる 62.6%
・恋愛における嫌われポイント1位……「彼氏いるの?」と聞いてきて、恋愛相談したがる 75.6%
=========
リスク大な分野ではとにかくマイナスな言動を減らし、意見が分かれがちな分野では“引き分け”狙いでいくのが無難だ。
「アンケートを心理学的に分析すると女性の感情の本質がよく見えます。男性は女性の発言や行動をそのまま鵜呑みにするのではなく、心理学などを勉強して、その奥にある本当の気持ちを分析して相談にのることをオススメします。そうすることで女性に『私のことを考えてくれている、理解してくれている』という特別感を味わって喜んでもらえる」(心理戦略コンサルタント・山本マサヤ氏)
マイナス面が多いからこそ、うまく対応できればリターンは大きいというわけだ。また、仕事面でマイナスが大きかったのには社会の変化が表れているという声も。
「特に働き方において、オジサン世代は自分たちが正しいと思っていたことが否定されるパラダイムシフトに直面しています。『若手や女性の言っていることのほうが正しいのかもしれない……』と考える揺らぎの時期です。対して相手は世論の追い風があり、何に対しても自分たちが正しいと思いがちな状況。そのギャップにも気をつけたいですね」(FeelWorks代表・前川孝雄氏)
一方で、容姿などは今後さらに嫌われポイントが減っていくかもしれない。
「今の中年男性は本当に間の世代。ここからもっと若々しい人が増えていくと思うんですよ。男性でも昔に比べて紫外線に対する意識が高まったり、メンズの化粧品も増えて、化粧水をつけるのが当たり前の世代も出てきています。今の20代のコたちが40代になる頃には、今のオジサンたちに比べて圧倒的に若見えしているでしょうね」(恋愛コラムニスト・相沢あい氏)
こと見た目に関しては中年男子特有の悩みは減っていくのかもしれない。
とはいえ、中年男子は年をとって、自分の気づかぬうちに女性との溝が深まっている可能性大。下のチェックシートで確認すべし!
◆アナタは大丈夫? 嫌われ男子度チェックシート
□ 会話をしている最中に相手のうなずく回数が多い
□ 仕事が忙しいので趣味や遊びは怠りがちだ
□ 相手のつま先が自分の方向を向いていない
□ 普段、ワックスなど整髪料はあまり使わない
□ 髪を切るときは理髪店や1000円カットで済ませる
□ 新しい店より馴染みの店で遊ぶことが多い
□ 最後に運動したのは1週間以上前だ
□ 身近な人の恋愛相談には積極的に対応する
□ 一日1回は年下の女性にLINEを送っている
□ 新聞やニュースよりもまとめサイトを見る
0~2項目……日頃のケアや意識を少し向上させれば、愛されるオッサンになるのも夢ではない!
3~5項目……やや嫌われ度は高め。迂闊な一言を避け、だらしなく見えないよう気を引き締めるべし
6項目以上……職場やプライベートで嫌われている可能性大。心を新たに入れ替えなければ、未来はない
【FeelWorks代表・前川孝雄氏】
400社以上で「人が育つ現場」づくりを支援。青山学院大学兼任講師。『一生働きたい職場のつくり方』など著書多数
【心理戦略コンサルタント・山本マサヤ氏】
心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ためのコンサルティングを行う。クラウドワークスの「トップランナー100人」にも選出
【恋愛コラムニスト・相沢あい氏】
All Aboutの恋愛ガイドとして活躍中。コラム執筆のほかにも、ライター業、広告、Web制作などの幅広い仕事をこなしている
― [嫌われる男子]の特徴 ―
取材・文/アケミン 鼠入昌史 古澤誠一郎 林 泰人(本誌) 撮影/渡辺秀行 アンケート/エコンテ
◆仕事や恋愛は嫌われリスク高。回避を最優先に細心の注意を
場所やシチュエーションによって、嫌われ度やポイントには大きなばらつきがある。
◆<女性500人に聞いた! 中年男性の嫌われポイント>
※20~39歳の女性500人を対象にしたアンケートと街頭取材を敢行。各言動に“なし”と答えた女性の割合
・仕事における嫌われポイント1位……仕事のやり取りをする上でLINEなどSNSのIDを聞く 64.6%
・容姿における嫌われポイント1位……全身脱毛をしていてヒゲなどがまったくない 45.2%
・日常における嫌われポイント1位……BBQやホームパーティなどイベントに誘ってくる 62.6%
・恋愛における嫌われポイント1位……「彼氏いるの?」と聞いてきて、恋愛相談したがる 75.6%
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リスク大な分野ではとにかくマイナスな言動を減らし、意見が分かれがちな分野では“引き分け”狙いでいくのが無難だ。
「アンケートを心理学的に分析すると女性の感情の本質がよく見えます。男性は女性の発言や行動をそのまま鵜呑みにするのではなく、心理学などを勉強して、その奥にある本当の気持ちを分析して相談にのることをオススメします。そうすることで女性に『私のことを考えてくれている、理解してくれている』という特別感を味わって喜んでもらえる」(心理戦略コンサルタント・山本マサヤ氏)
マイナス面が多いからこそ、うまく対応できればリターンは大きいというわけだ。また、仕事面でマイナスが大きかったのには社会の変化が表れているという声も。
「特に働き方において、オジサン世代は自分たちが正しいと思っていたことが否定されるパラダイムシフトに直面しています。『若手や女性の言っていることのほうが正しいのかもしれない……』と考える揺らぎの時期です。対して相手は世論の追い風があり、何に対しても自分たちが正しいと思いがちな状況。そのギャップにも気をつけたいですね」(FeelWorks代表・前川孝雄氏)
一方で、容姿などは今後さらに嫌われポイントが減っていくかもしれない。
「今の中年男性は本当に間の世代。ここからもっと若々しい人が増えていくと思うんですよ。男性でも昔に比べて紫外線に対する意識が高まったり、メンズの化粧品も増えて、化粧水をつけるのが当たり前の世代も出てきています。今の20代のコたちが40代になる頃には、今のオジサンたちに比べて圧倒的に若見えしているでしょうね」(恋愛コラムニスト・相沢あい氏)
こと見た目に関しては中年男子特有の悩みは減っていくのかもしれない。
とはいえ、中年男子は年をとって、自分の気づかぬうちに女性との溝が深まっている可能性大。下のチェックシートで確認すべし!
◆アナタは大丈夫? 嫌われ男子度チェックシート
□ 会話をしている最中に相手のうなずく回数が多い
□ 仕事が忙しいので趣味や遊びは怠りがちだ
□ 相手のつま先が自分の方向を向いていない
□ 普段、ワックスなど整髪料はあまり使わない
□ 髪を切るときは理髪店や1000円カットで済ませる
□ 新しい店より馴染みの店で遊ぶことが多い
□ 最後に運動したのは1週間以上前だ
□ 身近な人の恋愛相談には積極的に対応する
□ 一日1回は年下の女性にLINEを送っている
□ 新聞やニュースよりもまとめサイトを見る
0~2項目……日頃のケアや意識を少し向上させれば、愛されるオッサンになるのも夢ではない!
3~5項目……やや嫌われ度は高め。迂闊な一言を避け、だらしなく見えないよう気を引き締めるべし
6項目以上……職場やプライベートで嫌われている可能性大。心を新たに入れ替えなければ、未来はない
【FeelWorks代表・前川孝雄氏】
400社以上で「人が育つ現場」づくりを支援。青山学院大学兼任講師。『一生働きたい職場のつくり方』など著書多数
【心理戦略コンサルタント・山本マサヤ氏】
心理学を使って「人・企業の可能性を広げる」ためのコンサルティングを行う。クラウドワークスの「トップランナー100人」にも選出
【恋愛コラムニスト・相沢あい氏】
All Aboutの恋愛ガイドとして活躍中。コラム執筆のほかにも、ライター業、広告、Web制作などの幅広い仕事をこなしている
― [嫌われる男子]の特徴 ―
取材・文/アケミン 鼠入昌史 古澤誠一郎 林 泰人(本誌) 撮影/渡辺秀行 アンケート/エコンテ