男子ゴルフのツアー外競技、日神カップ千葉オープンは11日、千葉市の平川CC(7206ヤード、パー72)で2日間競技の最終日を行い、石川遼(27)=カシオ=がプレーオフを制し2連覇を飾った。
9バーディー、1ボギーの64をマークし、2位に5打差をつけて首位に立った初日とは一転。3バーディー、4ボギーとスコアを1つ落とし、通算7アンダーで並んだ木下裕太(32)とのプレーオフに。しかし石川は3ホール目で「勝負がかかった場面でいい一打が打てた」と4メートルのバーディーパットを沈め、決着をつけた。
国内開幕戦、東建ホームメイト杯(18~21日、三重県の東建多度CC・名古屋)に向け「いい経験ができた」と石川。調子が狂った時の対処法を学ぶ一日となった。「こういうゴルフを続けていれば勝てる。来年の今ごろはマスターズで戦っていたいので、今年は日本で一番になる」。新たな挑戦に弾みをつける優勝となった。 (末松茂永)