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【サッカー】

バルサ、マンUに先勝 スアレスOG呼び込む

2019年4月12日 紙面から

マンチェスター・ユナイテッド戦で得点を喜ぶバルセロナのスアレス(右)とメッシ=マンチェスターで(ロイター・共同)

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◇欧州チャンピオンズリーグ<準々決勝第1戦> バルセロナ1-0マンチェスターU

 【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日、英国のマンチェスターなどで準々決勝第1戦の2試合を行い、4季ぶり6度目の優勝を狙うバルセロナ(スペイン)は敵地で過去3度優勝のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に1-0で先勝した。一昨季準優勝のユベントス(イタリア)はアウェーで過去4度制覇のアヤックス(オランダ)と1-1で引き分けた。エースFWクリスティアノ・ロナルド(34)が前半に先制したが、後半に追い付かれた。両カードの第2戦は16日に行われる。

 5バックで守備的なマンUに対し、ボールを支配したバルセロナは素早い横パスを展開し、揺さぶった。前半12分、ゴール前に上がった浮き球を受けたメッシが左側へ動きながら体を反転させてクロス。スアレスが頭でシュートし、それがマンUのショーの左肩に当たって、オウンゴールになって先制した。当初、副審はスアレスがオフサイドだったとしたが、VARによって得点が認められた。「ルイス(スアレス)のヘディングは最高。彼はどんなときも相手DFと戦う。ハードワークで彼らをはめるのがうまい」とバルベルデ監督は、先制点を呼び込んだスアレスを褒めた。

 その後もボールを支配。メッシがマンUのスモーリングと接触し、鼻から大量の出血をするアクシデントもあったがプレーを続け、1-0で勝利した。「やられた場面もあったが、全体的には満足している」と指揮官はあんどの表情を浮かべた。

 今季バルセロナは好調で、国内リーグ戦は首位を独走し、2連覇はほぼ手中。4季ぶりの欧州制覇に向けて進んでいる。第2戦についてバルベルデ監督は「彼ら(マンU)はさらに前に出てくるはず。再びタフな戦いになる」と気を引き締めた。

 

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