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23 Feb 2007 - 12 Jul 2017
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基本はフレイザーの「金枝篇」にある通り

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Web漫画 胎界主 塔の男 前編 解題

呪文が潰れてて読めませんが
以下のように唱えています

司神アモン=ゼウスの
名において命じる

その名ジンを握り
大きな人の形を
授ける主
塔の男に
従え……

いでよ
風の上位精獣(ジン)

「いでよ」とか「名において命じる」とかは
この手の諸作品の定番で、バッティングは免れません。
「灼熱の炎に踊りし……」とか「吹きすさぶ風を門にして……」
なんてのをつけてたんですが
どうやっても似たよーな感じになるので削りました。

基本はフレイザーの「金枝篇」にある通り
「名を握り支配」と「対象との共感」なので
これを元にしてる限り似てきますわね。

正確な名前ではない「あの男」「あの二人」「塔の男」等でも精獣が応答していますが、
共感している身体をもった者が唱えてるとか、対象を視認してるからとか、
正確な名前だとより複雑な指令ができる等々
いくらでも後付けできますが、大きな矛盾ではないと思いますので大目に見て下さい。

え~……解題という名の言い訳と後付けがまた始まってますが
漫画内でいうつもりだったけど、長くなるので削った説明は以下のもの。

召還プロセスは呪文そのまんまで(コレで充分だと判断したんですが、そもそも読めねーじゃんよ)
主である司神の名において命じ、胎界より引っぱりだした精獣に
形を授けて生成世界に実体化させます。(期限は長くとも次の朝日が登るまで)
この時、精獣の身体を構成しているのはアカーシャ球体です。
これが99年間の存在承認を得られると
肉体(命)を持ち、妖精(妖魔)に成るというわけです。
妖精(妖魔)に成れば、繁殖ができます。
妖精が人と交わり産まれたのが、半妖精(主人公)です。

本作品では「霊」を採用していません。
ので、「精霊」は「精獣」。「幽霊・ドッペルゲンガー」は「傀」です。

司神に仕える階級は
「下位精獣」「上位精獣」の上に「神獣」が位置します。

ちなみに呪文の上にある文字は
ロックヘイム語です。

以上。漫画読んだだけで、だいたい分かって頂ければ幸いです。
(これ全部、作品内で説明すると2~3枚はかかっちゃうので……)

いやホント、設定はコリこりすぎてガチガチに固めると、
えてしてドラマを犠牲にした、矛盾の言い訳や、設定説明に終止しちゃうので
作品内では、だいたいでいーですよ、だいたいで……(苦)
 
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カハッ

『同じく……

俺の心臓を
15秒間
停止して
仮死状態にしろ』

カハッ