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死後の世界を大別すると三つに分類されます
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生成世界の奇蹟 二 解題

死後の世界を大別すると三つに分類されます
 
(1)天国で永遠に幸せに暮らす&地獄で永遠に苦しむ。
(2)輪廻転生する。
(3)そんなもんない。無である。
 
個人的には「無である」と思うし、それでいいと思うのですが、
作品上では天国と地獄があり、『たましい』を部屋と見立てた
住人(傀)の入れ替わりという形の、輪廻転生システムがあります。
これらは、上記した三つの死後パターンを混ぜ合わせた形になっています。
 
まず人が死ぬと、天国か地獄にふるい分けされる。(1)
*本来は天界が人間の生まれ故郷のようなので、普通は天国にいけますが
『たましい』の地獄の扉を開いた人間は、地獄世界に墜ちることになっています。
*この時、『たましい』も一緒なのか、地上(生成世界)に残っているのかは不明。
『たましい』自体を定義不可能とものとして扱っているので、俺もよくわかりません。
 
死後の世界(胎界)に着いた人は、自分の姿かたち=イメージを持続させている限り
自分を保てます(1)が、いつかは胎界にとりこまれて
『天肢』か『鬼』になります=自我を失い、個としては「無」になると同じ。(3)
 
ただし、その記憶・記録としての人格(=傀)は『胎界』に保存されています。
そして、新たに生まれた?『たましい』の住人と共に在ります。
一種の輪廻転生です。(2)
*メフィストフェレスは地獄の『傀』のみ召還し、その『たましい』を共有している
人間と闘わせる事が出来る。
 
以上、少々ややこしいですが、漫画の設定なら『死後の世界』は理解できます。
しかし、実際には『死後の世界』なんてものは分かりません。
個人的には「無である」といいましたが、
実証しようのないことなので、それを断言するのは間違いです。
ですんで
死後の世界の有る無しは「わかりません」としか
答えようがないと思います。
 
まぁ、一般的に信じられている「いいひとは天国へ。悪い人は地獄に行く」で
世の不条理を納得するのも、精神衛生上良いかもしれませんが
問題はその定義
何が悪か、何が罪かになるわけで
次回は、『悪人の定義』について述べたいと思います。

メメメ
メフィストフェレス陛下が
御命をひとつ
失われたァァァア?


あー
お前では
話になりません

上級悪魔のブネと
代わりなさい


この『事故』についての詳細は
私の口からは言えません

72時間後
メフィストフェレス陛下 ご自身から
なされるでしょうから
それまで はやまった行動に出ないよう
ベリアル派に通達しなさい

あの……
ホントーに
アス様が ううう
奪ったわけでは……

わ 私にや…
奪えるわけないでしょう


安心しなさい
部下の お前達には
何の責も発生しませんから

本当にホントーに
アス様は手を出して
ないですよね?
間接的にしろ
魔王様の御命を奪った
人間なんてもんに
ブネ様はもちろん
私やインプ達だって
助力どころか
その……アス様を
捕まえる側に
まわっちゃいますけど


あーあー
どうせ私は
アスタロト陛下に
取り立てられただけの
人望も信用もない
一介の魔法則師ですよ!


今回 お前の本心は
涙が出るほど分かりました


いえっ その……
これは形式的に述べただけでして
他に ご命令があれば
何なりとお申し付け下さい

では 命令します