生き人形ブログをやめてから1年ちょっとが経過しました。
「生き人形のことについてはもう語らない」と言っていたのに今回なぜまた出てきたかというと、自分が生き人形ブログをやめた理由がどうも誤解されているようなので、それを解きたかったからです。
生き人形ブログをやめた理由
生き人形ブログをやめたのはたしか2017年の10月~11月頃だったと思いますが、それまで2年以上頻繁に更新していたブログを突然やめたので、不審に思われた方が多かったと思います。
この点については、やめる理由をちゃんと説明しなかった私に非があります。
最近「生き人形ブログが突然閉鎖したのは生き人形の呪いのせい・管理人が生き人形に呪われたから」というように解釈されている方をネット上で見かけるのですが、そうではありません。
私が生き人形ブログをやめたのは、体調不良だったからとかいろいろな理由があるのですが中でも一番大きな理由は、
「生き人形怪談が、どうやら自分が思っていたものとは違うらしいとわかってきて、もうこれ以上関わりたくないと思うようになったから」
です。
そのきっかけとなったのが、ここ数年の稲川淳二氏の生き人形怪談の真相に関する発言です。
生き人形怪談の真相
稲川氏は、生き人形怪談の真相そのものについては「自分が逝く時に公表する」と言っています。
したがって現在までの稲川氏の生き人形怪談の真相に関する発言は、あいまいな表現が多く話の核心に触れるものではありませんでした。
が、その中にはいくつかのヒントが含まれていました。
私はそのヒントを元にして、今まで自分が研究で得た知識を総動員して推理し、生き人形怪談を再検証した結果、生き人形怪談の真相に関するとある「仮説」にたどり着きました。
誰が何をしたことが原因でこうなったかという、生き人形怪談の全体の流れをすべて説明できる仮説です。
この仮説に基づく解釈だと、生き人形怪談のストーリーは今までこのブログで考察してきたのとはまったく違う意味を持つようになるとわかりました。
それまで自分が数年間やってきた生き人形怪談の研究がすべて覆されたと言っても過言ではありません。
この「仮説」については詳しくは申し上げられませんが、ものすごく大ざっぱに言うと「もはやこれは怪談ではない」「幽霊より生きてる人間の方が怖い」ということです。
同時に、もしこれがほんとに生き人形怪談の真相だとしたら「私はもうこの件には一切関わるべきじゃないな」とも思いました。
そしてこの生き人形ブログとしての最終結論(最終仮説)を最後に、生き人形怪談の研究から完全に手を引くことを決意したのです。
以上が私が生き人形ブログを終了させた理由のすべてです。
私は、この生き人形ブログとしての最終仮説こそが、稲川淳二氏が「自分が逝く時に公表する」と言っている「生き人形怪談の真相」そのものだろうという強い確信を抱いています。
そしてこの仮説は(これが生き人形の真相であろうと思われるがゆえに)公開することは永遠にありません。公開すれば稲川氏を始め多くの方々に迷惑がかかるのは間違いないからです。このブログと共に闇に葬り去りました。
生き人形ブログをやめた後どうなったか
くり返しになりますが、私は別に呪われたりとかはしていません。
生き人形ブログの管理人は突然ブログをやめて行方不明になってしまった、あるいは死んだ
……ということにしておいた方がオカルト的なネタとしては面白いのでしょうが、残念ながら私は普通に生きています。
生き人形ブログをやめた頃にタバコもやめてしまったので、今ではむしろ以前より健康になっていると思います。
生き人形ブログを書き始めた頃からなぜか「ネットなどで人形を買い集めては部屋に飾る」という変な癖がついてしまい、部屋にたくさんの人形があったのですが、それらもブログ終了から少し遅れて去年から今年にかけてすべて処分しました。
生き人形ブログを書いていた間に自宅で頻発していた怪奇現象は、生き人形ブログをやめた途端に嘘のようにパッタリと起きなくなりました。その点は良かったと思っています。
最後に
終了してから1年以上経っても相変わらずこのブログには毎日アクセスがあり、驚いています。
改めて稲川淳二氏の人気・生き人形怪談の人気のすごさを感じます。
わざわざ見に来てくださった方々には大変申し訳無いのですが、今回私が出てきたのは生き人形ブログをやめた理由を説明するためだけです。
私はもう生き人形怪談の研究自体を完全にやめてしまったので、これ以降生き人形ブログの記事を書くことはありません。
生き人形ブログの復活はありませんので、どうぞご了承ください。
ここに見に来てくださったみなさんは、生き人形の真相について知りたいと思っている方も多いと思いますが、生き人形の真相についてはやはり稲川淳二氏が語るのを待った方が良い、というのが私の個人的意見です。
稲川氏がすべてを語り終えすべての情報が出きった後で、誰かがそれらをまとめて検証するのがベストだと思います。
今から何年後~何十年後のいつか、私ではなく別のもっと若い世代の(勇気ある)研究家がこの話をまとめて本にでもしてくれることを切に望みます。
読んでくださってどうもありがとうございました。
それではみなさん、さようなら。また会う日まで!