トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

ロメロ、6イニング2失点で連勝 今回の記念球は祖国の父に送る

2019年4月11日 紙面から

中日-巨人 4回表2死、ビヤヌエバを空振り三振に仕留めて吠える先発のロメロ(小沢徹撮影)=ナゴヤドームで

写真

 福田の打球が左翼席に飛び込んだ瞬間、ロメロはベンチで喜びを爆発させた。戻ってきた殊勲者に抱きつく。「最高のバッティングをしてくれた。本当にうれしい」。4日の広島戦に続いて一緒に上がったお立ち台でも感謝を口にした。

 もちろん逆転2ランを呼び込んだのは、ロメロ自身だった。1、6回に2死から4番の岡本に適時打を許しても、集中を切らさない。マウンドで深呼吸して数を数え、阿波野投手コーチの助言を思い出した。

 「走者が出ても、点を取られても、落ち着いて投げないといけない」。気持ちを落ち着かせ、9日に2本塁打を放った5番・ビヤヌエバに向かう。3打数無安打に封じ込め、強力打線が相手でもつながれなければ試合をつくれることを証明した。

 「直球の制球が前回よりも良かった。感覚良く、粘り強く投げることができた」。最速155キロの直球は威力十分。中盤からはスライダーやチェンジアップも決まった。6イニングを6安打2失点。堂々の結果だった。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ