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2019年4月11日 紙面から
中日-巨人 6回裏2死一塁、左越えに逆転となる2点本塁打を放つ福田(小沢徹撮影)=ナゴヤドームで
和製大砲がスタメン起用に応えた。中日の福田永将内野手(30)が10日の巨人戦(ナゴヤドーム)で、1点を追う6回2死一塁で左翼席前列へ逆転2ラン。3試合ぶりに先発出場した5番打者が、巨人戦の連敗を免れる貴重な一発を放った。先発のエンニー・ロメロ投手(28)は6イニング2失点の好投で開幕2連勝。投打がかみ合い、勝率5割へ迫った。
高めの球に狙いを定めていた。メルセデスの速球が魅入られるように浮くと、福田は迷いなくバットを振り切った。空気を切り裂くような弾道で左翼席へ一直線。「入らないかと思った」。そんな福田の印象とは違い、与田監督はすぐに両手でガッツポーズした。
1点を勝ち越された直後の6回。2死からビシエドが四球で出塁した。「(メルセデスの)球が動く。ゴロを打たないように」。2打席目の遊撃強襲安打の際、手元で動く球に対し、打球が上がらなかったことが脳裏にあった。だから高めにしぼり、捉えた。「高めの球を一発で仕留めることができました。うまく押し込むことができたと思います」。4日の広島戦でナゴヤドームの5階席にぶち込んで以来となる今季2号は、値千金の逆転2ランとなった。
9日はチームが悔しい敗戦を喫し、福田も好機であえなく三振に倒れていた。「夜、ちょっと眠れなかった。なんとかやり返してやろうと思って、やり返しました!」。前夜のうっぷんを晴らす一発は、初登板のときと同様にまたもロメロの白星を後押しした。
平田を今季初めて3番で先発起用するなど、大幅に打線を組み替えた。福田も3試合ぶりにスタメン出場した。開幕戦はベンチスタート。アルモンテが結果を残すと、なかなか試合に出られない。それでも「いつもスタメンのつもりでいる」と気持ちは切れなかった。三塁のポジションにもこだわりはあるが、「いろいろな経験ができて楽しい」と前を向く。
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