トランプに売り込まれるまま
世界一高価な戦闘機を147機もお買いあげ
勝手の国の安倍国は、
国民にとっての不幸な国である。
あまりにも早くおこった F35A の墜落事故。
2019年04月10日00時29分
9日午後7時25分ごろ、航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが空自三沢基地(青森県三沢市)東の太平洋上で消息を絶った。無線に応答がなく、墜落した可能性があり、自衛隊が捜索を進めている。
空自によると、消息を絶ったのは、同基地の第3航空団第302飛行隊に所属するF35Aで、三菱重工業が組み立てを担当した国内製造の初号機。搭乗していたのは40代の3等空佐という。
同機は9日午後7時ごろ、夜間の対戦闘機戦闘訓練のため同型の3機とともに三沢基地を離陸。約25分後に同基地の東約135キロの太平洋上で機影がレーダーから消え、連絡が取れなくなった。事前に異常を知らせる連絡はなく、救難信号は確認されていないという。
昨年1月から三沢基地に配備され始めた
開発途上の F35 については、
散々論じてきたところであるが、
昨年9月28日には、サウスカロライナで墜落事故。
ospreyfuanclub.hatenadiary.com
世界一高価、といわれる開発途上のF35戦闘機。
トラブルと事故だらけなのだが、
そんなことは、おかまいなし、なのが、この日本。
A型(米空軍仕様) B型(米海兵隊仕様) あわせて、閣議決定で追加に追加を重ね、我々の税金でなんと 147機もお買い上げが決定している。尋常ではない。
そして、
先月3月26日
三沢基地でF35構成の第3航空団第302飛行隊が発足。
2019年03月26日23時09分
航空自衛隊三沢基地(青森県)に26日、12機の最新鋭ステルス戦闘機F35で構成する新生302飛行隊が発足した。隊員約80人で、飛行隊長は中野義人2等空佐(41)。順次F35を増やし約20機体制にする。
飛行隊発足から、
わずか2週間目の墜落事故。
事故当日9日時点で
13機体制になっていた。
また今回の機体は、
三菱重工業小牧南工場(愛知県豊山町)で組み立てられ、昨年5月に三沢に配備された
国産組み立て1号機だった。
墜落したのはこの FACO 初号機
FMS 方式購入で米国言いなりの値段設定に高騰し、
さらには、三菱で国内組み立てという不可思議な経路で、米国が技術を三菱にそうやすやすと受け渡すわけもなく。
これを読めば背景がわかる ↓
現場を完全に無視したトップダウン運営で、
組み立てや運営や訓練の現場で、いったいどんな「言えないこと」があったか、我々は知ることもできないが、
その犠牲になるのが、
有能なパイロットのいのち、
そして周辺住民の生活である。
沖縄には常にどうしようもないネトウヨ記者が配属される産経新聞だが、本土の産経新聞の記者はそうでもないらしいという証拠 ↓
2019.4.10 11:41
青森県沖の太平洋上で訓練中に消息を絶った航空自衛隊三沢基地(同県三沢市)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの尾翼の一部が周辺海域で見つかったことを受け、基地の地元住民からは10日、「一歩間違えれば、市民が犠牲になったかもしれない」と不安や憤りの声が相次いだ。
三沢市のパート従業員、長谷部奈美さん(49)は「もし市街地に落ちていたらと思うと本当に怖い。航空機の音がするだけでも恐怖を感じる」と硬い表情で語った。理容室を営む高田宣政さん(75)は、墜落と断定されたことについて「何も情報がなく不安だ。早く原因が知りたい」と憤った。
三沢基地周辺の住民でつくる町内連合会の黒田進二会長(83)は「騒音は我慢できるが、安全については一歩も譲れない」と強調した。50年以上基地近くに住む根岸トシさん(81)は「またかという気持ち」と話した。
この国は、
もう二度と「特攻」などいらない。
現場を無視したトップダウンで
現場を「インパール作戦」に追い込んではいけないのだ。
型落ちリスクも考えず、開発途上の同型機を 147機も購入すること事態が狂気じみているが、
そもそもなぜ「専守防衛」の自衛隊に F35 戦闘機が147機も必要なのか、
国民の議論などない。
国会を通すこともなく、
兵器を次々と税金で購入し、軍事を勝手に閣議決定できる今の政治が、
戦前の政治とどこが違うか、
もうこの国の防衛省は、
相当ヤバいところまで来ている。
自衛隊のF35戦闘機147機だけではない。
米軍は、空軍の F35-A を嘉手納に、海兵隊の F35-B を岩国に配備を決定。今も多くの米軍 F35 が轟音を立てているが、これからもますます増えるだろう。
つまり、日本の空は、米軍と自衛隊の F35 でひしめくことになる。