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魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
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204/204

203.金の梟と紺の烏

 先祖代々の侯爵家とはこういうものか――イヴァーノは身体検査と持ち物の確認を受けつつ、作り笑顔で思う。


 貴族街の奥、厚い塀で囲われたその屋敷は、古めかしいが傷みを感じさせなかった。

 灰色の壁、黒い屋根。二人がかりでなければ開けられぬ玄関ドア、一階の窓はすべて腰より高く、閉じる雨戸は厚い金属製である。


 二階の窓の横、細いスリットと丸い空きがあるのは、矢が射られる作りだと本で読んだ。

 まるで要塞のような屋敷は、文官より武人の家という方がしっくりくる。

 これが、王城の財務部長、ジルドファン・ディールス侯爵の屋敷だとは思えぬ者もいるだろう。 

 だが、調べてみれば、ディールス侯爵家は代々騎士の家系だった。

 すでに亡くなってはいるが、ジルドの父は元第一騎士団副団長、ジルドの息子二人も騎士団に入っている。

 家族での文官はジルド一人である。なんとも不思議だった。


 今日はダリヤがルチアに頼んで塔の模様替えをするというので、馬車は別に借りた。

 メーナに御者を頼んだが、行く先が『ディールス侯爵家』と告げたら、珍しく聞き返された。


 さきほど馬車を下りるときに顔を見たが、彼にしては珍しく、少々青かった。

 ロセッティ商会で初めての御者役、その行く先が侯爵家では緊張もするだろう。

 だが、人員が少ないのであきらめてもらうしかない。ついでに今後を考えると、早く慣れてもらう方がいい。


 メーナの待ち時間が手持ち無沙汰だろうと思い、商業関係の本と金物缶の飴を渡しておいた。

 イヴァーノが下りるときには、一個目の飴をがりがりと囓る音がしていた。自分が戻るまでに飴が残っていればいいのだが。


 廊下を何度曲がって戻り進むのか、建物で迷うことはまずない自分も、覚えるのが辛い。

 案内役の従者が自分に振り返ったとき、『申し訳ありませんが、帰り道もご案内頂けますでしょうか?』と心細そうな声を出して聞いてみた。

 従者には笑いをこらえてうなずかれた。一安心である。


 これから会うジルドファン・ディールスという男は、イヴァーノにはまったく読めない。

 それでもつなぎをつけておきたいと思うのは、ロセッティ商会の立ち位置だ。


 今、グイードに何かと手を回してもらってはいるが、手放しで信頼はできない。

 ヴォルフがいるのだからないとは思いたいが、もし不興を買えば、ロセッティ商会は簡単に斜めになるだろう。

 そうなれば、商業ギルド長のジェッタ子爵、服飾ギルドのフォルト子爵でも止められまい。


 その他の貴族にもそれなりに警戒はしている。

 ロセッティ商会自体には、まだ高位貴族と事を構える力はない。


 高位貴族とのトラブルに対応できる力となると、王城財務部長であるジルド、そして魔物討伐部隊長のグラートしか浮かばない。

 ダリヤに対して借りがあると感じてくれているのならば、もしやの助けを願う相手としては悪くないだろう。


 自由というのは好きに動けて、邪魔が入らないことだ。

 本音を言えば、公爵家にもダリヤの邪魔はさせたくない。

 いつの日か、そのぐらいの信用と財力を動かせるほどになりたいものだ――そんなことを考えていると、ようやく客室に着いた。


「ようこそ、ロセッティ商会副会長」


 ジルドはすでに客室の奥、黒革のソファーに座っていた。

 庶民の自分を侯爵家当主が待つ、通常ではありえない対応に、時間を勘違いして遅れたかと思いきりあせる。


「気にするな。待たせるより待つ方が楽な性分なだけだ。かけたまえ」


 手元の書類を従者に渡すと、自分の考えを見透かした言葉が飛んできた。

 気持ちを切りかえて挨拶をし、持ってきた金属缶を従者に預ける。

 中身はカマスやカレイなどといった魚の干物である。グラートの勧めだ。


「ありがたく受け取ろう。手土産を持ってきたということは、私に頼みごとはあるかね?」

「今回はご挨拶です。もし何かあったときには、ご相談させて頂ければ幸いです」

「何もないのか? 聞きたいことがあるのかと思ったが」

「いえ、今のところはございません」

「そうか。では、話を変える。スカルファロット家経由で、新しい商会員が入ったと聞いた。どこまで聞いている?」


 貴族とはこういう生き物だ。情報を血肉のごとく巡らせている。

 何一つ知らせてはいないのに、こちらの動向が筒抜けであることに笑いしか出ない。

 マルチェラのことを隠すのも難しいだろう。最低限の説明はすることにした。


「彼は元々会長とヴォルフレード様の友人で、商会の保証人です。スカルファロット家経由で騎士として……」

「貴族の血筋とくらいは聞いているか」


 全力で顔を作ったが、ジルドはこちらを見てはいなかった。

 従者から羊皮紙を受け取ると、赤い蝋をナイフで優雅に外す。


「マルチェラ・ヌヴォラーリは、侯爵家の血筋だ」

「え?」

「そこまでは聞かされていなかったか。グイードが跡を消したから、今後、辿れる者は少ないだろうが念の為だ。もう一人、救護院出の者の経歴もある」


 茶色く古めかしい羊皮紙を目の前に置かれたが、何も書かれてはいない。


紅血こうけつ設定を。それは魔羊まようを加工した魔導具だ。以後、君が魔力を流している間だけ、下の文字が読める。覚えた後は燃やせ」


 羊皮紙の上に重ねられた羽根ペン、その先端はペンではなく細い針だ。

 ちくりという痛みを我慢し、羊皮紙に血を二滴たらす。

 すると、茶色い羊皮紙から、赤黒い文字が浮き上がってきた。


 自分も名前だけは知る侯爵家の綴りが、マルチェラの名前と共に浮き上がる。

 一段下にあるのはメーナの名だ。事細かな二人の経歴に、ジルドの情報網の広さを痛感する。


「ありがとうございます。こちらからは何をお返しすればいいでしょうか?」

「何もいらん。私はそちらの会長に借りた『借り』を返しているだけだ」

「会長からは、もう充分にご支援頂いているとのことですが……」


 なんとも律儀なことだ、そう思いかけてやめる。

 貴族は家が絡むか、実利がなければ動かない――フォルトからそう教わった。

 実際、グイードを見てもそう思う。

 彼はヴォルフが絡まなければ、ダリヤを視界にいれることすらないだろう。


 では、なぜ目の前のジルドが便宜を図ってくれるのか。

 ダリヤに想いをよせるというのはありえない。ロセッティ商会に金銭を求めることもない、魔道具に利用価値を見出す立場にあるとも思えない。


 自分ではジルドの本意を読むのは無理だ。正面から聞くことも難しい。

 内で迷いつつ視線を上げると、ジルドの琥珀の視線に射抜かれた。


「副会長、君は決定的に勘違いをしている」

「勘違いとは……?」

「貴族男子として、受けた『借り』を返さぬわけにはいかぬ。私は借りを受けている間、そちらの商会長に『つながれている』状態だ。借りを返し終わったと思えるまでは、付き合ってもらうぞ」


 その目には一切の濁りはなく。言い終えて固く結んだ唇は、ひどく貴族らしかった。


 瞬間、イヴァーノは理解する。

 なるほど、確かにジルドは貴族だ。しかもその内にいるのは、とても義理堅い騎士らしい。


 遠征用コンロの一件で、ダリヤをグラートとの諍いの種として巻き込んだ男。

 最初は頭にきたが、グラートから内情を聞かされて納得した。

 あのとき、泥をかぶろうとしたのはグラートという友の為、我が身のことは二の次だった。


 本当のダリヤを理解し、グラートとの確執をほどいた者として、感謝を『借り』というあたりはやはり意地っ張りだとしか思えないが。


「ディールス様、それならひとつ、私からお願いができました」

「なんだ?」

「借りをお返し頂いたその後も、お付き合いをお願いしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」


 自分の言葉に、ジルドは胡乱な目を向ける。


「……カマスの一夜干しは意外にいけたな」

「では、次は森大蛇フォレストラスネイクなどはいかがでしょうか」

「この前、グラートが束で持って来た。隊で獲ったらしいな」

「グラート様に先を越されてしまいましたか」

「あれも悪くはなかった。そのうちに新しいものがあれば持ってきてくれ。話の種になる」


 グラートとの付き合いも順調らしい。

 次の手土産は、二人の酒の肴になりそうなものを探す方がいいだろう。 


「ああ、借りを返す件だがな、私はそちらの商会長に、二十年近い『苦い酒』を解決してもらった。

よって利子をつけて二十五年。今年はそう残りがないからな、来年からの数えでいいだろう。辛口の赤ワインに合う干物でもあれば、さらに足すが」

「ありがとうございます。会長にも必ず申し伝えます」


 イヴァーノは吹き出しそうになるのをこらえ、全力で表情かおを整えた。


 来年から二十五年。

 ジルドはそのとき、一体いくつなのか。

 生きているかぎりはダリヤの助けになる、そう素直に言わないのがこの男だ。


 『ジルド様は親切だが、意地っ張りで、素直ではない』――ダリヤが困り顔でそう言っていたことに、深く納得した。


「ロセッティ商会の今後に備え、色々な貴族と交流を持っておくといい。そのあたりは会長より君向きだろう。王城の魔物討伐部隊御用達の商会になったのだ、本来ならグラートがこういうところを教えるべきだが、あやつはこの手にうといからな……」

「ご教授に感謝致します」


 同じ侯爵だが、グラートは裏での画策は不得意らしい。性格的な問題かもしれない。


「君も噂雀うわさすずめの使い方はそれなりになったようだな。二つ名も流れてきた」

「私に二つ名ですか? 会長にではなく?」


 思わぬ言葉に聞き返した。自分の二つ名を聞いたことはない。


「『紺のからす』とか言われているようだな」

芥子からしからすではないんですね」


 髪ではなく目の色でつけられたらしい。

 どこのどなたかは知らないが、よく見てくださっているものだ。


「君の目が、師匠に似た色だからだろう」


 師匠という名に咄嗟に出てくるのは、ガブリエラだ。


「君はジェッタの親族だという話が出ている。ガブリエラの血縁だとな」

「ご迷惑をかけているとお詫びしなければいけませんね……」


 その噂だけは勘弁してくれと内で思う。

 ガブリエラに失礼なのもあるが、愛妻家のジェッタ子爵が何と思うかが怖い。


「心配はいらない。噂を流しているのはジェッタだ。まだまだ羽根の下におきたいのだろう。ずいぶんと買われているな」

「ありがたいことです。しかし、からすですか……」


 商業ギルド長夫妻に、また借りが積み重なった。

 しかし、からすとは、褒められているのかけなされているのか微妙である。


「そう残念そうな顔をするな。からすは賢さの象徴とでも思っておくといい。嫌ならいずれ鷹か鷲にでも変えてやることだな。あとはロセッティ会長にもいくつかあるようだが……聞かせぬ方がよいと思う」

「会長には伝えませんので、私が伺ってもよろしいでしょうか?」

「まず、『赤猫あかねこ』だな……」

「……呼び名としては、まあ、かわいい方じゃないでしょうか」


 それはお前のせいではないかと内でつぶやきつつも、とりあえずうなずく。


「他に、靴の乾燥中敷きのおかげで『靴の番人』、遠征用コンロから『食の改革者』」


 悪くはない。むしろ後者はなかなかかっこいい。

 聞かれても問題なく答えられるではないか。ダリヤも喜びそうだ。


「だが、一番多いのは……『水虫からの救いの女神』を約し、『水虫の女神』」

「絶対に黙っておきます……!」


 それは悪意か、どうしてそう略した? 文句を叫びたくなるのをこらえつつ、イヴァーノは額に手を当てた。


「言っている者は感謝しているつもりらしいが、本人の名誉を考えるとな……」

「まったくです。会長のことを考えるなら他の言い方にして頂きたかった……」


 これに関しては、ジルドと大変気が合った。


「失礼ですが、ディールズ様、グラート様も二つ名を?」

「グラートは魔剣のおかげで『火の魔人』、私は王城の財布係のおかげで『金のフクロウ』とか言われているな。だが、私が目を通すのは宝物庫の金貨ではなく、経理簿の数字だからな。赤くせぬのには苦労する……」


 無意識にか、胃の辺りに左手をあてたジルドに、妙に親近感がわいた。


「ところで、今後、酒を同席したい貴族はいるかね? 相手によるが、私の方で顔つなぎぐらいはしてもいい」

「そうですね……個人的には、ディールス様とぜひ」

「私と?」


 自分の言葉はひどく意外だったらしい。

 ジルドはとても奇妙なものを見る目を返してきた。


「私に面白い話はないぞ。財務の話はほとんどできんし、枠以上の融通は利かせられん」

「どちらもいりません。できましたら、学院の頃のお話をお伺いしたいです。私は王都の出身ではなく、学院に通ったことがないので、少しばかり学院生活というものに憧れておりまして」


 世辞でも嘘でもなく、前からちょっと興味のあったことを聞いてみた。


 職務には忠実で、必要なときは悪役も平気でこなす。それでいて、その後のダリヤへの迅速で親切な対応と、不思議なほど二面がある。

 イヴァーノは純粋にこの男に興味がわいていた。


「学院生活か……それならば話すことは山とある」


 ジルドは真顔になり、少しばかり身を乗り出してきた。


「『イヴァーノ』、この後は暇かね?」

「はい。特に予定はございません、ディールス様」

「ならば馬車は戻させるか。帰りは家までこちらで送ると言付けておく。ああ、今後は『ジルド』でかまわん」

「ありがとうございます」


 侯爵のいきなりの名前呼びは、正直心臓に悪い。しかし断る選択肢はない。

 ただ、メーナを待たせっぱなしにしなくてすむのには、ほっとした。


 ジルドが従者に客間に料理を運ぶよう命じ始める。

 やたらに長い料理名に、最早テーブルに何が載るのか見当がつかない。


 その後、背後の扉付きの棚を開け、酒の瓶を出してきた。見事な琥珀の蒸留酒である。

 透明度のとても高い、薄ガラスのグラスが二つ、テーブルに並べられた。


「では、私がグラートに苦労させられた学院生活について、たっぷりと聞いてもらおうか」

「それはまた……興味深いです」


 これは長くなりそうだ。イヴァーノはソファーにしっかりと座り直す。


「あやつに会ったその日から、宿題と課題を手伝わされたおかげで、座学の成績が上がった。おかげで高等学院は騎士科を希望したというのに、文官科にも入らされてな……」

「ジルド様、二科同時選択ですか? かなり大変だとお伺いしますが」

「それなりに大変だったが、グラートに色々と巻き込まれる方が上だった……」


 グラスにたっぷりと注がれた琥珀の酒は、水も氷も足されない。

 それとひどく似た琥珀の目が、少々昏く揺れた。


「グラートの話ついでに、年の近い貴族達の、若かりし日の色彩豊かな話も教えてやろう。この先、使えるかもしれん」


 やはりジルドは素直ではない上に、ロセッティ商会に対しては、いい人らしかった。


 この日、イヴァーノの手帳は、大変黒い歴史で埋め尽くされた。



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