【芸能・社会】RADWIMPS×新海誠監督、再びタッグ アニメ映画「天気の子」主題歌など担当2019年4月10日 紙面から
ロックバンド「RADWIMPS」が、新海誠監督(46)の長編アニメ映画「天気の子」(7月19日公開)の主題歌を含むすべての劇中音楽を担当することが決まった。「君の名は。」(16年公開)に続いて3年ぶり2度目となる最強タッグが実現。映画の本編映像と主題歌を使用した予告編が10日午前4時に映画の公式サイトで公開される。
◆「予告編」きょう公開配給元の東宝によると、「君の名は。」は昨年12月までに国内で1928万人を動員し興行収入は250・3億円。全世界では約400億円の興収を記録。RADWIMPSは主題歌「前前前世」と劇中音楽を手掛け、公開年の16年にNHK紅白歌合戦に初出場した。 新海監督は「君の名は。」の公開からちょうど1年後の17年8月26日、書き上がったばかりの「天気の子」の脚本を、RADWIMPSの野田洋次郎(33)に送った。「最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるかを、個人的にどうしても知りたかったのです」 野田は「『喜んで読ませていただきます』と返事をしました。そこから僕たちの『天気の子』の物語が始まりました」と述懐。メンバーにとっては、ラブコールの腹づもりだったようだ。早速メンバーで楽曲の制作に入り「愛にできることはまだあるかい」と名付けた主題歌を新海監督に送った。 「『これは作るべき映画になる』と強く思えました」と新海監督も大満足した。両者は密にミーティングを重ね、現在も音楽制作が進行中。映画の大切なシーンでRADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と劇中音楽が使われる予定だ。
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