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TOEIC満点マニアによるスコア裏テク ②リスニング編 パニックと時間切れを起こさない

1 テスト会場入室時

 

もし隣に問題の人物がいたら、ためらわずにテスト開始前に席を替えてもらう。数百人が会するテスト会場には、迷惑な行動をとる人はかならず1,2人いる。たとえば、貧乏ゆすりや咳やクシャミを連発しているといった行為だ。

 

偶然、このような人が隣になったらせっかく集中してテストに取り組もうとしても気が散ってしまい、スコアが取れなくなるかもしれない。問題を起こしそうな人が隣に座っていたら迷わず試験管に申し出ること。正当な理由があれば席を替えてもらえるはずだ。

 

また、筆記用具に必ずマークシート専用のシャープペンシルを用意。これを使うと、マークシートを塗るペースが速くなる。通常のシャーペンより芯が太くなっている。おすすめは1.3ミリ。マークシートを200問塗りつぶすために約4分で済む。

 

当日は、この専用シャーペンを2本用意。2本用意する理由は、もし机から落ちてしまっても拾う手間とタイムロスを省くためだ。

 

2 パート1、2

 

リスニングセクションには、英語が聴きづらいナレーターが必ず出てくるので、決して惑わされないように。特に、パート2だが、受験者を動揺させるトラップではないかと思ってしまうほど、聴きとりにくいナレーターが登場する。

 

過去の公開テストでは、テストに時々登場するイギリス英語を話す女性ナレーターだ。彼女はびっくりするぐらい滑舌が悪く何を言っているのかわからなくなるかもしれない。TOEICの受験生の間では時々話題になる女性だ。こうしたナレーターはどんな英語上級者でも聴き取れないので、気にする必要はない。

 

パート2は30問あるが、その中の21番と30番台の正答率が低くなっている。TOEICのマークシートは1~10番が縦一列目、11~20番が縦二列目になっていて、縦に10問ずつ並んでいる。

 

パート2は11~40番まであるので、縦に三列分あるが、二列目の先頭と三列目全般の正答率が英語上級者でさえ下がってしまう。そもそもパート2は高い集中力が求められる難しいパートだ。

 

最初の一列が終わったと、受験者は一瞬油断し、肝心な問題の冒頭を聴き逃してしまう。同じことが二列目を終えた直後の31番目にも起こりますので注意が必要だ。

 

3 パート3、4

 

問題文を聞いたり読んだりする前に、選択肢を先に見ておくことは全パート共通のTOEICテクニックだ。特にリスニングセクションでは、たとえ次の問題が流れてきても選択肢を先に見るというルールを崩してはいけない。

 

パート3,4の場合、テスト用紙に印刷されている設問と選択肢を先に読んでおけば、これから聞く会話や説明文の内容が大筋で想像がつくはず。選択肢を頭に入れてから音を聞くというルールを守ろう。

 

しかし、テスト本番では回答鬼ほんの少しでも手間取ると、アッという間に次の問題が流れてしまう。ここで大切なのは、パニックにならず一旦落ち着くことが必要だ。選択肢を読み終える前に会話が始まってしまっても、1問目だけあきらめると割り切って、2問目、3問目に備えて堂々と選択肢の先読みを続けるべきなのだ。4 パート全体 1~7

 

マークシートには正しい塗り方がある。TOEICは200回マークを塗るので、そこで正しいマークの塗り方をしているかどうかでスコアに大きな差がでることもある。

 

4つの選択肢ABCDのうち最初はシャーペンをAに置きながら、問題文を聞いてAが正解と思えばペン先はそのままにする。またAが正解ではないと判断したらペン先をBに置く。これをC,Dと繰り返し、最終的にペン先のある選択肢を塗ればいい。

 

また、リーディングセクションでは、最後に時間切れになることが多いので、当てずっぽうでいいから必ずマークを埋めること。タイムロスを避けるためにも迷ったらDにするなど決めておく。

 

テスト終了後時間の5分前には全部マークを塗り終えてしまおう。最後に時間に少し余裕がある時は、見直したい問題に戻ることも忘れないようしよう。

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