【陸上競技部】 男子4×400㍍R、堂々の連覇!

 7月5日、西日本学生陸上競技対校選手権大会最終日が行われた(於・西京極総合運動公園陸上競技場)。30度を越える気温の中、積極的な試合を繰り広げた関学。男子4×400㍍Rでは、昨年に引き続き堂々の優勝を収めた。

男子4×400R決勝で、トップでゴールする山口
4×400Rの連覇に歓喜の声を上げる選手たち(右から藤井・安藤・津崎・山口)

 熱い日差しの中、感動の瞬間が訪れた。それは、男子4×400㍍Rの決勝。
 メンバーは、藤井秀典(社3)、津崎亮(文3)、安藤大輔(社3)、山口貴裕(商3)の4人。昨日の男子400㍍で優勝した山口、そして関西インカレ100㍍覇者の津崎を含むメンバーに、大いに期待がかかる。一方、今までリレーを引っ張ってきた4年生のいないメンバー構成だけに、多少の不安は否めない。スタートに立ったのは、藤井。好調な走り出しを見せ、接戦の中4、5位で津崎に繋いだ。津崎は、今大会でも100㍍で3位入賞を果たした実力者だ。以前は400㍍も専門としていた彼は、今回のリレーでもその力を発揮。順位を上げ、トップ争いに食い込み3位でバトンが渡した。第3走者は安藤。バックストレートで順位を2位に上げ、さらに1位と並んでホームストレートを駆けた。そして、最終走者の山口は、力強くバトンを受け取った。接戦の中、第2コーナー地点で1位に躍り出た山口。他校が後方から迫る中、懸命な走りを見せる。そして、そのまま逃げ切り、見事トップでゴール。2年連続の優勝に、選手たちは抱き合って喜び合った。
 また男子800㍍では、安田健一(商2)が3位入賞を果たした。気温の高い中、序盤から積極的なレースを展開した彼。ベスト記録を更新し、「次に繋がるレースだった」と笑顔を見せた。そして、男子三段跳で活躍を見せたのは、細川謙太(商4)だ。5回目の試技で5㍍71を記録し、見事2位入賞。「優勝を狙っていた」と悔しさを見せる一方、全日本インカレでの入賞を目標に次なる一歩を踏み出した。さらに、昨日女子400㍍を制した長濱弘実(総3)が、200㍍でも魅せた。決勝では、勢いよくスタートを切ったり懸命な走りを見せ、トップ争いが混戦の中ゴールラインに飛び込んだ。結果は、1位と0.01秒差での2位。優勝を狙っていただけに悔しい結果となったが、「みんなの応援のおかげで3日間乗り越えられた」と笑顔で仲間への感謝の意を述べた。
 3日間、関学の力を見せつけた選手たち。多くの入賞者を出し、ベスト記録も生まれた。一方、課題も見つかった大会でもあった。9月には全日本インカレが待ち受けている。暑い夏を乗り越え、さらなる強さを身につけた選手たちの姿が見られるに違いない。
試合後のコメント
主将・岩井浩紀(社4)「ベスト記録が出るなど、(3年生を中心とする)新体制の中いい結果が出たと思う。一方、課題も残ったので、夏に向けて強化していきたい」

試合結果
男子200㍍予選   4組2着 岩井浩紀(社4) 21秒74
           6組4着 馬場紀透(法2) 22秒46
           8組3着 池田竜太(商2) 22秒06
男子200㍍準決勝  1組6着 岩井 21秒59
男子800㍍決勝   3着 安田健一(商2) 1分52秒58
男子400㍍H準決勝 1組6着 安藤大輔(社3) 53秒96
           3組7着 坂本龍太郎(経2) 54秒15
男子4×400㍍R決勝 1着 関学(藤井・津崎・安藤・山口) 3分08秒60
男子走高跳決勝    6着 佐々木直哉(総3) 2㍍05
           13着 米村俊希(経3) 2㍍00
男子三段跳決勝    2着 細川謙太(商4) 15㍍71
           18着 安井卓士(総2) 14㍍75
           20着 池田圭佑(商4) 14㍍70
男子円盤投決勝    12着 望月晋平(総4) 39㍍68
           15着 海谷 徹(商4) 38㍍86
女子200㍍予選   8組1着 長濱弘実(総3) 24秒84
女子200㍍準決勝  1組1着 長濱 24秒54
女子200㍍決勝   2着   長濱 24秒10
女子800㍍決勝   4着 森 瑞穂(社2) 2分14秒43
女子400㍍H予選  7組6着 友田あかね(社2) 1分06秒00
女子4×400㍍R決勝  関学 DNS

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