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【首都スポ】

[大学サッカー]中大・大久保2発で法大撃破 1部4年ぶり勝利導いた

2019年4月8日 紙面から

法大-中大 前半28分、2得点目のゴールを決め喜ぶ中大・大久保(左)=山梨中銀スタジアムで(福永忠敬撮影)

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◇関東大学リーグ1部第1節 中大2-1法大

 第93回関東大学サッカーリーグ戦(東京中日スポーツ後援)は7日、各地で第1節最終日の1部4試合、2部6試合を行い、1部では4年ぶり昇格の中大が、昨季3位で全日本大学選手権(インカレ)を制した法大に2-1で競り勝った。明大は桐蔭横浜大に、順大は東洋大にそれぞれ1-0で勝った。流通経大-専大は3-3の引き分け。第2節は1・2部とも13、14日に行われる。

 中大が4年ぶりに帰ってきた1部リーグでの初戦を白星で飾った。しかも、優勝候補の法大を撃破。ヒーローはFW大久保智明(3年・東京Vユース)だ。大学入学後、自身初となる1試合2得点をマークした。

 まずは前半3分、ゴール前にうまく持ち込み、左足で突き刺した。気をよくしたレフティーは同28分、結果的に決勝点となる2点目を挙げた。左CKのボールを味方が後方に戻し、これを再度の左足弾でねじ込んだ。

 「(開幕に向けて)みんなで準備してきたことが(ゴールとなって)形に表れたので、とりあえずホッとしました」

 後半20分に退場者を出してからはほとんど攻められっぱなしの状態だった。同29分に退いた背番号8は「人生で一番長く感じた時間でした」とベンチで気をもみながら試合終了を待った。そして、2-1でホイッスル。逃げ切りに成功した選手たちはガッツポーズを繰り返した。

 勝利の立役者は「勝つことが自信になるので、何としても勝ちたい試合でした。次につながる一勝です」と胸を張った。「今日は点を決めたこと以外は何もできませんでした。ここからは(相手を)もっと圧倒して、ピッチで一番影響力がある選手になりたいです」と、一層の活躍を誓った。 (関孝伸)

    ◇

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