28日に岐阜市で行われる高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの実行委は5日、岐阜県庁で招待選手を発表した。男子はプロ転向の川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損害保険=やハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太(27)=ホンダ、福岡国際マラソン覇者の服部勇馬(25)=トヨタ自動車=ら9月に行われる東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権がある6人が参戦する。
女子でMGC出場権のある参加者は上原美幸(23)=第一生命グループ=の1人。海外勢の男子では大会記録保持者でDeNA所属のビダン・カロキ(ケニア)ら自己記録が1時間を切る走者3人が名を連ねた。
大会長を務めるシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん(46)は、2時間17分台の女子マラソン世界歴代3位の記録を持つルース・チェプンゲティッチ(ケニア)らの名前を挙げ「(日本選手は)世界トップレベルの選手と争い、新たな引き出しを増やしてほしい」と話した。 (末松茂永)