現代の日本で、和デザインの家を増やす方法はあるのか？

なぜ和の家を建てないのか？

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経費や金がかかるからです。
和の家は、木材を多用します。
コンクリートや軽量鉄骨で作るわけには
行きません。

木材ですから高層住宅も無理です。
国土が狭く、人口が多い日本では、洋風の
方が全体として安上がりに出来るのです。




「中はちゃんと現代に合わせてコンバージョン
してるから快適だし100年持つからね」
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木材だとこうは行きませんね。
災害が多い日本です。
火事などおこればあっという間に灰になって
しまいます。
こまめに立て替えてきたのが日本の歴史です。



日本建築（住宅等）を増やす方法はあるのでしょうか。
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東京一極集中を無くし、低層住宅が安く
出来る環境を整えることだと思います。

湿気が多い日本は、やはり和風の方が合理的
なのです。

土地があまってるなら平屋の家たてられるけど敷地狭くて

高層にする場合、強度の問題もあるので日本建築はきびしいよね
密閉性も低いので居住性にもマイナス

古都の寺院とか趣があっていいなとか思ってるかもしれないけど
建てられたときには最新建築だったんだからね
それまでの建築様式を否定したものだって多いでしょう

過去に固執するのはかまわないけど、不要なものは淘汰されるのも事実

温暖化、酷暑化で、今までの和風建築が通用しなくありつつあります。

和風建築は断熱性や気密性が弱いため、エアコンの効きがどうしても悪くなります。

酷暑化、温暖化に伴う台風被害の増大、耐震性などの対策を含めて再設計しないと無理です。

#3で指摘されていますが、外壁は耐火構造でないと、住宅ローンや建築確認がおりません。板羽目の家が無くなったのはそういう理由です。磯野家や桜家は今は建ててっれないのです。

んー・・・あー・・・、結論だけ言ってしまえば無理。

多分、恐らく、まず間違いなく。
ま、一部だけでも、と言うなら可能だろうけどね。

もともと、今のようになったのは関東大震災とその後の太平洋戦争の爆撃で焼け野原になり
その時に日本の家屋が予想以上に火災に弱い事が露呈し、その教訓から建物の不燃化が始まったんですな。
（大震災も地震そのもの「ゆれ」による被害より、その後に起きた火災での被害の方が大きい）
その為に外装まで木材を多用する日本の家屋が廃れたのですな。
その他にも日本の生活水準を引き上げる試みも加わったりしてるのですが、今回は割愛。


さて、どうして自分が強気で「無理」と言い切れるかというと
実は外国でも既に日本と同じような現象が起きているのですな。
ネットでも調べやすいのはロンドン大火かな。
ロンドンも大火の前は日本と同じ木造の建物のが主流だったのですが
ロンドン大火の後も火災に強い建物の建てる必要性が出てきた為に
木から石やレンガに、また形態（建物のデザイン）も法律によって厳しく制限され、
街路には画一的な建物が並ぶ事になり、それにより職人の技術を振るう場が無くなり、それによって職人の能力が低下する。
と言う、まんま今の日本のような現象が起きてるんですな。
因みに――地震や火災の他に戦災なんぞも含めれば、ドイツやフランス、アメリカ、それらを経験した事がある国であれば
大小はあれど、ほぼどの国でも起きている事案なんですな。
歴史として既に埋没したか、その必要性を感じて受け入れたか、ってだけで。


まあ・・・ですので、、、
＞「なんで日本は和建築の文化があるのに欧米みたいな家を建てるの？
＞私の国にはちゃんとマイスターがいてその地域独自の家を建てるよ、日本は残念なことをしているね」
確かに海外の方は、こんな事を言うことはあるのですが
この手の経緯に詳しい人であれば、その専門分野からでもっと具体的に、痛いところを突く意見を言い、
詳しくない人であれば、もっと率直な疑問を投げかけてくるのであるのですが・・・
ヤフーの質問者さんを疑ってるワケではないけど、やたらと日本人が考える外国人の発言だねぇ・・・・などと。
色んな海外の方の意見を纏めれば、だいたいはこんな感じになりますし
ただ他の人の意見を自分の問題として取り込もうとするときに、日本人的なバイアスがかかっちゃった、とかね。



なお、ずっとガマンして回答してきましたが
もしかして、コレってもしかして学校で使うレポートか何かのネタだし？
（私はそれで書いた）（笑）
だったらもっと、協力しましょう！
和デザインって何？和の家ってなに？和建築って何？
欧米かぶれ？それってなーに？
欧米の建築の流行りって何だろうね？

回答者としてあるまじき不敬極まりない行為を働いて、以上です。

いいですね、僕も和の建物は大好きです。

ただし単純に増やそうと思ったら、
1　日本の文化をまるごと変える
2　日本建築のための建材の規格化
に絞られるかなと思っております。

1は、洋服や「肌を見せない文化」の浸透、アスファルトの一般化や温暖化などにより「暑くなるけど薄着になれない文化、時代」が今はあります。
日本って明治くらいまで男は下はフンドシだけで歩けるような時代で、それでも夏はしんどかったんです。
当然家も窓も襖も開けっぱなしでしんどい暑さに耐えていたのです。
そういう価値観、文化を根底から変えて半裸でも生活できるようにする、というのがこの1です。

2は、やはり「日本建築は高い」→安くするには柱や障子、瓦などを統一したサイズにして大量生産で場合によっては海外で工場を作って…くらいが可能なら実現はできます。
もちろんそれに見合う需要がないと安くもなりませんが…。


個人的には文化は時代によって変わるものですし、明治の「無理やり日本建築と洋風建築をくっ付けました」という建物も好きですし、実は海外の人からしたら今の日本のプレハブ小屋も高評価だったりします。
日本の家って洋風なようであくまで「日本の家」なのです。
カレーライスみたいなもんです。
まずはそこに日本人が気付けるかどうかも大事かな、と思います。